( ୨୧ᵕᴗᵕ ))王様の耳はロバの耳 | 王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


恥ずかしいな と 思う。

お医者様に 通い
変わりはないかを
尋ねられ、

「こんな症状があったので
こうだと判断して
こう対応した」と

述べる時、
いつも、気恥ずかしく思う。

抗弁を垂れてしまった。と

馬は馬方
海の事は舟子に問え
山の事は樵夫に問え
刀は刀屋
芸は道によって賢し
酒は酒屋に茶は茶屋に
田作る道は農に問え
仏の沙汰は僧が知る
餅は餅屋
病は医者歌は公家
弓矢の道は武士が知る
弱くても相撲取

とても
気恥ずかしい思いをする

親身で 責任感のある
お医者様程

たじろぎながらも
懇切丁寧に

そう対応して予後大丈夫か、
そうした時は
こうするのも手だ。

原因は何と想うかを訪ね
前後を把握しようと
寄り添って下さる。

多くの患者さんに
対峙しながら
おざなりな態度にならず
そのように 務められる
お医者様のありようを
尊敬しては、
己の 至らぬ 恥を知り

そんな時ほど 直ぐに
こちらを伺い 看てもらうのが
一番だとは
重々承知しているのですが
本当 怠惰で いけません。
恥を忍んで 頭を垂れて

お医者様からの助言と
励ましを頂き
感謝して 安らぎ
ホッと 癒される。

お医者様に かかる迄は
気休めにも 成っていないことを

お医者様と 会話し
太鼓判を押され
やっと 気付く

ホッとして
肩の荷 おろし

道ながらに
また背負い

いらぬ荷をも
背負い過ぎてしまう

差し出がましい
恥を知る