( ୨୧ᵕᴗᵕ ))王さまの耳はロバの耳 | 王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


所詮 経験したことのない
人の 痛みを
人は 共有出来ないのだろう。

そう想っては
相殺(葬祭)し
穢れや 垢が
浄化されてゆくのを
沁々と 感じ 偲ぶ 朝。

・・・・・・・・・・・・・・・・

僕は 健常者より
身障者を 強い。と 想い
尊敬の念を 絶やさない。

健常者の 多くは
弱いクセに
『出来る』という
掉挙を もって、

拙い自負を得
かろうじて自尊を保ち
アイデンティティ 尊厳を
培ってゆく。

そしてその口で
唱えるんだ

気色の悪い言葉を

人並みのことに努める
身障者に向かって放つんだ。

同じ言葉や 想いを
口に 出さずに
胸に 秘め 持ち続けることは
寄り添うことと同意だろうに

寄り添い続けることなく
健常者であることを
見せつけるように

想いを 吐く

優しい想いと 疑わず
当たり前に 抱く想いと信じて

まるで 無垢で無邪気な
子供のように
人のこころを傷つける。

多くの 身障者は
アダルトチルドレンのように

そうした 無垢で無邪気な
他意のない『賢者の贈り物』を
刺さる毒矢の 毒を祓い
信望(辛抱)し

今、目の前で
自分は 他人の痛みを
理解していると 語り
同情 共感 示す者の前に
鎮座する。

僕は その光景に
目を伏せ
相殺(葬祭)し
僕の 穢れ 垢を 浄化する。

・・・・・・・・・・・・・・

僕は 僕の 弱さ
恥を 知る。

見習わなければ、と
尊びながら

出来てたことが
出来なくなった
事実に囚われる。

生老病死 諸行無常
全てを 虚しく 感じれば
この世に ありて
自ら この世から 殺がれ
遺されるは 器のみ。

器から 遊離して
人は この世を巡り漂う

鬱とは 驕り
鬱とは 甘え
鬱とは 出来ないことを
儚む 生真面目さ

全て 書籍に記されている通り

人は 人を 鼓舞する
共に 生きていると
ソコに ある 器に

人は ソコに ある 器を
身障者の ように 観れば
途端に 憐れみ
同情 共感を 示し

無理をし過ぎた。と
慰めているつもりか
口を滑らす。

その様を 観れば

寄り添う体を
世に示しながら
こころ 寄り添うことなく
飛んでゆき
他を求める人の業を観れば

穢れや 垢が
相殺(葬祭)され
浄化され

穢れや 垢が
浄化された身が
この世 不意に 見渡せば

ありのまま は
ありのまま 真実は
いつも 目に止まる。

なのに 人の欲が業が
ありのままを
ありのままに
見せることなく

ありのままを見ても
自分と 云う存在が 色をつけ

ありのままに
寄り添い 習い 努めれる

この世に あって
有り難いことを 放念し

有り難いことを
見失い この世に 迷ってゆく。

・・・・・・・・・・・・

ここで 僕は

人前では
決して
口にすることもないことをも
遺してゆく

こうした場を 持つ
必要性を 自覚する
弱さを 知れば

弱くとも
他者と 対峙する折りに
自分に 気付いて
貰えないことなんて
どうでもよいことと、

その時 その場で
努めること 難しくも無く

人は 山を谷を
彼の川をも
一人 越えてゆくのだろう。

一つ一つ 自らが
今、出来ている ことを
尊びながら

この世を 渡ってゆけるだろう