グローバリズムとは一つの価値観で世界を統一して行こうとするもの。当たり前だが、そんな事は許される事は無く、激しい抵抗がある。しかし、グローバリズムの本質を正確に理解して行動している人は少なく、左と右の対立軸に誘い込まれ、本当は争う必要の無い人たちが反目している。反グローバリズムの立場を取っている人たちもグローバリズムへの対抗の仕方の違いで仲違いしている。そして、そのグローバリズム勢力もまた一枚岩ではない。彼らも他と手を組む時も有れば、次の瞬間にはその手を組んだ相手を陥れる事を考える。


 今だけ金だけ自分だけという言葉は、グローバリズムの本質をよく表している。兎に角、今だけ良ければ良くて、お金さえ儲ける事が出来れば良い。そして、そんな良い思いをするのは自分(たち)だけで良いのです。他人が死のうが生きようが関係ない自分中心の見方から来る考え方である。ですから、グローバリズムは搾取されている私たちの中にも有るのです。ディープステートやネオコンに関する本を読み、それらの情報を蓄えている人は、彼らのやって来た手法や家系図などを見て頭デッカチになってはいないか。彼らの歴史からその本質を掴んでいるだろうか。


 グローバリズムとナショナリズムの対立構造も難しい話しではありません。私企業が国家権力を自分の都合の良い様に使っているのが、今のグローバリズムと言われているものです。そして、新世界秩序(NWO)とはその国家そのものも無くし、世界で一番財力のある企業体のトップが権力を持つ。実質的権力者はその企業体の大株主でしょう。


 グローバリストが嫌がる事は本当の事を知られる事です。そして、搾取されている側が分断する事無く仲良くする事を一番嫌います。本当の事を知っている人は日本では少なく、知っている人たちの内でも仲が悪い人たちが居ます。グローバリストがつけ入る隙は幾らでも有るのです。既に世界を構成しているプラットフォームやインフラ、物質なども彼らの手の中に有ります。唯一の救いはグローバルサウスが力を持ち始めている事です。BRICSの影響力が今後強くなって行くでしょう。ロシアはナショナリズムを貫いてグローバリズムに対抗して行くでしょうし、アメリカもトランプの人気が以前よりも増しています。ただ、BRICSが本当に一枚岩になれるかどうかは疑問ですし、アメリカも来年の大統領選であからさまな不正が有れば内戦は避けられないのではないでしょうか?


 私たちの日本はどうなるかというと今後の日本経済はもっと悪くなります。今の日本の政治も腐り切っていますがもっとその醜態を国民に晒す様になり、国民もまた茹でガエルの様に疲弊して死んで行くでしょう。今でも悲惨な国日本ですが、来年以降は更に国の状況が悪化して行きます。今のままだと悪い未来しか見えませんが、私たちはここから逃げる事も出来ません。日本国民は本当にジワジワ死んで行くしかないのです。手立ては有ります。もう既にやり始めている人たちが居ますから、そこに加わる事です。そして、絶対ケンカしない事です。何があっても。


 今後の世界は混乱状態が続いて、いつ何時予想外の事が起こるか分かりません。日本人の場合はもうその流れに身を任せる以外に無いでしょう。仕方ないです。今まで私たちが悪人に騙されている事に気付かず自分たちで作り上げた来た状況なんですから。誰を恨む事も出来ません。気付いた人から自分に出来る事をやって行く以外にないでしょう。いっそのこと今だけ金だけ自分だけで生きて行くのも手かも知れません。今のこの状況を考えるとそれも限られた人だけが出来る事になってしまったのでしょうか? 日本の底辺に居る私たちは一緒に手を組む以外に生き残る道は無いのです。