この一年を振り返ると色んな事が有りました。私的な事から言うと転職をしました。長年(20年くらい)続けて来た工場勤務を辞めて運送業に転じましたが、正直言って失敗だったかなぁと思う所も有ります。世間一般的にも今年、令和5年(2023年)は激動の一年だった様に思います。


 私が運送業に転職しようと思っていたのは前々からの事で、チャレンジしてみては面接で落とされたり自分から辞退したりと中々煮え切らないでいました。それがこの年(52才)になってみて、ずっと非正規雇用で工場勤務を続けて行くのも体力的に難しいと思ったり、非正規の場合は有期雇用ですから満期になる度に次の仕事を探さなければならないデメリットが有ります。そういう理由から私は自宅から程近い小さな運送会社の正社員になる事を決めたのです。しかしながら、いざその職に就いてみると以外な事ばかりで正直後悔している部分も有ります。


 日本社会、世界的にみても今年は激動の一年だったと思う。私の尊敬する深田萌絵さんが「まさか日本の政治でWCH議連の様なものが出来るとは思わなかった。」と吐露していましたが、私的にはあ〜いう議連が出来るのは当たり前で、むしろ「遅過ぎだ!」とイラっとしているぐらいですよ。でもね今までの日本を見て来たらやっぱり深田さんの想いも解らないでもない。本当に今までの日本は酷かったからね。今も相変わらず酷い状態には変わりないんだが、少しずつ明るい希望の光は見えて来ているからね。その筆頭が参政党だと私は思っている訳ね。だって日本にあんな政党が出来るなんてほぼ奇跡に近い事だもの。


 今参政党がゴタゴタしているのは当然の副作用と言える。私的には参政党が次のフェーズに入ったと見ていて、「雨降って地固まる。」じゃないけどより強固でしっかりした政党になる足がかりを掴んだと思っているの。参政党のアンチや成長されては困る人たちからしたら残念な事ですが、貴方達が必死で参政党を貶めようと頑張れば頑張るほど参政党は強くなりその純度が高まり世間に広く認知されて行くでしょう。参政党が出来た当初から心配していた事は私の要らぬ心配だった事が今回のゴタゴタ騒ぎからハッキリしました。参政党は日本国民の信頼に値する政党になるでしょう。


 今年が大きな世界の転換期だと言う人たちは沢山いて、SNSでもその様な主張、動画を見かけます。ヘンリー・キッシンジャーが死んだりと世界の一時代を築いて来た人物が1人亡くなった事が今後の世界にどんな影響があるか分かりませんが、時代が変わって来ているのは事実でしょう。「私たちが世界の中心だ。」と思って来た人たちが少数派に回って来ている事をまだ知らない人が居るかも知れませんね。最早、欧米諸国G7と言われる国々に主導権は無いのではないでしょうか? グローバルサウスと呼ばれるBRICSを中心とした主に南半球にある国々に世界の主導権は移って来ています。ちょっと前にフランスの"嫌われ大統領"マクロンがBRICS側に擦り寄っていた事からも分かる事です。


 そんな中、我が国日本は"世界の置いてけぼり"と言うか、世界の最後尾を走っている自称先進国です。日本は経済、政治、文学、教育、情報の面において最低レベルの国です。ましなのは技術系と真面目な国民性くらいであとは世界に誇れるものは有りません。その技術も国外に流出する恐れや既に海外の資金によって買収済みのものも少なくないでしょうし、世界に誇れる民度の高さはコロナ禍を見ていても「上手い具合に利用された」と思います。そんな"どうしようもない"日本ですが、全く希望が無いかと言えばそうでもないです。参政党の存在は本当に有り難いものですし、それを必死になって邪魔をする面々もそれに加勢している様なものになっていますから、日本もこの先どう転ぶか分かりませんね。


 日本に希望を齎らすものは何も参政党だけでも無いでしょう。参政党を知らない人たちでも自分たちで微力ながら頑張っている人たちが、世間から知られる事も無く日々活動しています。意識してそこを見ようとしなければ見えて来ませんが、私利私欲を捨てて日本を守ろう日本を良くしようと額に汗している人たちはここ日本にまだまだ存在している訳です。その人たちが居なくならない限り、その人たちが諦めない限り期待は持てる訳です。今日本の農業がかなりヤバイ状態にありますが、政府の農家つぶしとも取れる政策にもめげずに頑張っている農家も有ります。今年10月に導入されたインボイスはそんな農家を廃業に追い込んでいる事は当事者でないと中々分からない事ですが、インボイスに反対する事は小規模事業者の農家を救う。インボイスに反対している人たちは今連携しようとしていますし、腐った政府に「ノー」を突き付ける国民は日に日に増えて来ています。


 岸田政権の支持率低下が止まりません。ご本人にその原因は何かと考えても分からないでしょう。今の政権には今後の日本を立て直す気など皆無ですから、その事を今の日本国民は分かっているのです。表面ばかり見ていては今後の日本を見通せませんし、何故こんな状態になったのかも分からないでしょう。情報を取り勉強する事でしょうが、そのやり方を間違えればもっと状況が悪化しますし、やはり勉強するにしても方向性を間違えぬ様に本質を知るという事が大事になって来ます。私たちが学校で学んで来た勉強スタイルでは絶対ダメでしょうね。しかし、私たちの恩師の教えは学校の勉強だけじゃなかった筈です。日本には人としてどうあるべきかそんな事を口にする先生も居た筈ですよ。道徳の時間だけじゃなく、生徒に対する態度から生徒は先生から学ぶものです。


 私は親から学ぶ事が多かった様に思います。しかし、若い頃の私はそんな事に気付く事も無く反抗ばかりしていました。今はそんな自分に後悔もして親が教えてくれた生き方を貫く事を心掛けています。こんな日本国民ってまだ多数派だと思いたい私ですが、これって今の日本だと少数派なんですかね? その事が今の日本の衰退に繋がっている根本的原因なんでしょうか? 


 一年を振り返ると書き始めて色々多方面に話しが飛びましたが、私のこんなブログは来年もボチボチと続くでしょう。来年は私も具体的に日本の為になる様な事を始めたいですが、こんな事を考えるのは大それた事でしょうか。