行って良かったがん遺伝子外来 | ちょこバナナの大腸癌の多発肺転移

ちょこバナナの大腸癌の多発肺転移

平成24.12.27に直腸がん手術。
術後のFOLFOX後すぐ多発肺転移発覚。(切除不能)
以来ずっと抗がん剤治療中。
☆途中でオプジーボ6回挑戦したよ。
平成30年肺のリンパにも転移。
今免疫細胞療法をスタートするよ!

がん遺伝子外来に行ってきました。


最初は近親者にがんの人はいるかどうかや今の体の状態やお酒・タバコは?等簡単な問診と、網羅的がん遺伝子検査とは何か?という説明から始まりました。



ちなみに私が受診した病院の『がん遺伝子検査』の対象となる患者さんは

★病理組織検査で悪性腫瘍(がん)と診断された人
★現在、悪性腫瘍の治療をしている人
です。



なぜ遺伝子検査をするのかとゆーと、「がん」は色々な遺伝子異常の積み重ねで発症しますが、例え発症した臓器が同じでもその遺伝子異常は人それぞれ違うんだそうです。



でも普段の診療でできる遺伝子検査はごく一部なので、最新の解析技術を使って1度に沢山の遺伝子変化を調べてもらいます。
そして、その結果を元に治療効果が期待できる薬や治験の情報を提供してもらいます。



勿論メリットだけではありません。
*自費診療なので高いです。(私は66万8千円だった)
*残念ながら有用な治療情報を得られない場合もあります。
*期待できる治療薬が保険適用外の場合もあります。
*治療薬の情報を提供されても効果を保証するものではない



私は自分のがんの個性を知る事はいい事だと思います。
自分の遺伝子異常を知って常にアンテナを張っておけば、臨床試験にすぐ飛び付けますし、合う新薬が出た時に教えてもらえます。



検査にはかかりつけの病院から送られた手術した時のがん組織と血液だけ使います。
(がん遺伝子外来を受診時に採血)




私の5、6年前の手術で採ったがん細胞を検査に使える可能性は7、8割と言われました。

もし古くて細胞の組織がすでに壊れていて検査に使えない場合は今のがん細胞(肺転移のもの)を気管支鏡で採って検査してもらう段取りでお願いしてきました。



どうなるかな?ドキドキするー
結果が出るまで3週間かかります。
結果聞きにまた飛行機で行くつもりです。
(*^_^*)


血液を使う事で血液の異常や遺伝性のがんなのかもわかるし、主治医には大腸がんには効かないと言われてた薬が、「遺伝性の人ならばこの薬劇的に効くんだよ」とか色々な情報を教えて頂き、ここの先生に会って話を聞けただけでもとても満足して帰ってきました。


(≡^∇^≡)