NHK秋田放送で、秋田の中小企業の廃業問題について放送していた。
社長の子供というのは、高学歴な人が多くて、専門職に就いたり、大企業に勤めたりすることが多いのだそう。それで、親の会社を継ぐことと、自分が現在就いている仕事の安定性とかを比べると、優良企業でもあとを継ぐ人がいなくて、廃業というパターンになってしまうらしい。まあ、公認会計士とか弁護士とかになっていたら、その道で生きていくのもわかるなあ……。
社長が足りないっていう番組も以前NHKでやっていたけど……。もったいないなあ。
秋田の会社は県外や海外に向けた外需産業は少なくて、内需産業が多いから、仕事がなくなると人がいなくなる、人がいなくなると仕事がなくなるという悪循環になってしまうらしい。
従業員に会社を渡そうとしても、資産を引き渡す時のお金の問題とかも出てきて、なかなか難しいらしい。
番組ではいくつか案が提案されていたけど……。
それから、おじいさんの代から会社をやっているような家庭だと会社にはリスクがつきものだということがDNAに刷り込まれているけど、サラリーマンの家庭だと安定志向だから、自宅を担保にして資金を借りようとしても、家族の了承が得にくいらしい。
会社をつくることも、家族を持っているサラリーマンだと難しいことなのかな……。
そういえば新聞で読んだんだけど、日本でコンピューターの黎明期に、コンピューター関連の仕事を立ち上げようとしたら、集まったのは独身の20代の地味な男性ばかりだったなんて話もあったなあ……。