私がいない時に常に私の悪口ばかりいっていた人達がいた。
実際に、思春期のある時期に、放課後に部室で5~6人で集って話している現場を目撃してしまって。
自分の存在意義とか。
自分はいない方がいいんじゃないのかとか思ったこともあったけど……。
それから私はぱったり部活には行かなくなって、幽霊部員になった。先生には部活に行かなくなったことについて言われちゃったけど、行かなくなって正解だったと思う。
(私のことを考えてくれた人達からは、二人きりの時とかに、○ちゃんは話さないから、って言われたこともある。多分、子供のころから家庭で雑談を話す訓練ができていたら、学校でも話せたんだと思う。)
もしも私がいなかったら、その人数で毎日毎日集まって、いったいどんなことを話題にしたんだろうね、って今は思う。
場がもたないだろ。
きっとほかのだれかが話題にのぼるだけだったんだろう。
私が悪い部分もあったけど、その人達がそういう人達だったから言われていたっていうのも、半分ぐらい理由に入っている。
その部活って、上の学年にジャニーズ系の男の子がいて、男の子目当てで女の子がたくさん入ったのもあったから。
人数が多過ぎたのもあって、あとリーダーシップを取るような、場の中心になって明るくまとめるような人達(女子)が卒業したばかりで、まとまりがなかったんだよね。話を聞くところによると、その人達がいたころは雰囲気がよかったみたい……。
上の学年の人達は、その部活の内容が好きだから入ったっていう人達も多かったんだけど。