我が家の狭い庭には、時期時期に応じて、様々な雑草が生えてくる。


大体、月に1回程度電動草刈り機で草刈りをするのだが、最近になって生えている雑草の種類が変わってきている事に気がついた。


電動草刈り機は地上1cm程度に草を刈り揃えていくのであるが、以前は背の高いすすき様の草も多かったのたが、最近は背の低い草が地面の広がりに沿って生えてくるようになってしまった。


雑草同士で連絡しあっている訳ではないだろうが、、、


話しは変わるが

最近のテレビで、日本近海の魚が以前と同じようには取れなくなったという事が話題になっていた。

温暖化によって分布が変わったらしい。

人間以外の生きとし生けるものは、環境が変われば、生存の場所を変え形態を変えて生き延びようとする。

只人間だけが、定住を選んだ事でそれが出来ないので、様々な変化に適応させる為に科学を発展させた。


元々いた魚がいなくなっても本来は特段困った事ではない。その代わりに違う魚が取れるのであるから。


しかし、同じ物を同じ様に採取する事にこだわる人々は、その事が大変な出来事のように考える。

それが今まで築いてきた経済活動に大きくかかわっているからである。


異常気象が進んで、食料事情が変化する事等は人間以外にはあまり大きな出来事ではないかもしれない。

しかし、現状維持からの発展を最命題にしている人間には最重要課題なのだろう。


話しを戻すと

庭の雑草は庭の雑草として、人間の活動にあわせて、その生を生きるのである。


人間の抵抗を否定はしないが、人間も本来は自然の生き物であると思っているのである。