福祉の教科書には、山のような成功事例が掲載されています。

ソーシャルワーカーが関わることで、対象者がどういう風に変わったとか。

でもね、そんな「美談」は現実には、ほとんど無いのです!!!

 

先日、ある講習会で新しく福祉業界に就労する人に話をしました。

その方々はいま、「夢」をもってこの業界で仕事をしようとしています、

でもなぁ、現実はロクなこと無いよ!

 

私たちソーシャルワーカーは、良かれと思ったことを提案します。

それは地域移行であったり、就労支援であったり、さまざまです。

 

でも、こうした提案、というか思いはあっさり裏切られます。

人間って、複雑なんですね。

良いと思った提案が受け入れられない、結局は踏み出せない・・・。

 

私は、「福祉は裏切られて、なんぼ」という言葉を使いました。

思い入れが強ければ強いほど、上手くいかなかったときの落ち込みが大きい。

そうしたときに、自らを傷つけないための「おまじない」なのです。

 

「手抜きをしろということなのですか」、という質問がありました。

とんでもない、私は常に全力投球です(というほどでもないか)!

 

そして裏切られる度に、いつも反省します。

提案したことが相手にとって重荷だったのかな、申し訳ないことをした。

こういう試行錯誤をして、ソーシャルワーカーは育っていくものです。