先週、市内の小学校で発達障害のひとつであるADHD(注意欠如多動症)

3年生の児童に関しての会議がありました。

この児童は、たまに叫び声をあげたり、机を倒したりしてしまいます。

 

会議の中で、ある放課後等デイサービスの職員が、

「保護者に薬物治療を勧めていきたい」という主旨の発言をしました。

 

私、こういう無責任な発言をする人に大変腹が立ちます!

この人、持っている資格は単に保育士、医学も薬学も勉強していません!

 

薬物治療に関して、怪しい知識をひけらかす人のなんと多いことか!

大人の抗うつ剤や抗不安剤になると、もう皆が好き勝手なことを言います。

目に見えない病気なので、無責任なことを言っても、責任を取らなくていいから。

 

私はそもそも、発達障害のある小児への薬物療法はあまり賛成できません。

成長過程で症状が軽減されるケースも多いし、副作用や依存の問題もあります。

「静かにさせる」だけの目的で、薬物の使用は間違いと考えます。

これって、本人のためではなく、学校や放課後等デイサービスのためだから。

 

私が薬物治療を必要と考えるのは、

「自傷他害」行為がある場合と、生活のしづらさを感じている場合、です。

小児の場合、環境調整や行動面からのアプローチがまずは優先だと考えます。

 

私からこの放課後等デイサービスの保育士にひと言、

「シロートが分かったようなこと言うんじゃない!」

 

だから私は、福祉の業界でだけで生きてきた人たちから嫌われます。