福祉分野での「自立」とは、

「本人の意思に基づき、自分らしく生活や社会参加を選び営める状態」とか。

 

うつ病+生活保護で、なんとかアパートが見つかった人、

それで「自立」が達成したと言う、何とも能天気な支援者もいますが、

私は、ようやく「自立」のスタートラインに立った段階と考えます。

 

まず施設を出ると、食事などの家事、通院や服薬といった健康管理、

生活費にかかる金銭管理を自分でしなければならなくなります。

誰も管理してくれませんから、これができないと生活が「崩壊」します。

 

そして社会参加、他者との関りが作れないと、孤立することになります。

就労についても、自分で働こうという気持ちにならないと、始まりません。

 

もちろん、支援してくれる組織や団体は数多くあります。

でも、自分から働きかけないと、支援に繋げることができません。

 

手を差し伸べて欲しい時に、自分から支援して欲しいことを申し出て、

力を借りて一歩づづ進んでいける、それが「自立」ではないかと考えます。