薬物(覚せい剤)依存の人の面談をしました。

この人、前科3犯、合計で10年を超える刑務所暮らしです、

初めて薬物に手を出したのが20歳代後半、そしていまは50歳。

 

ここまで読むと、とんでもない凶悪な人物を想像しがちです。

でも、目の前にいた人は、礼儀正しく、穏やかな人。

少なくとも私より、よほど物静かな人物であることは確かです。

 

本人の希望は、もう一度、もとの仕事に戻ること。

そして、働く姿を高齢になった両親に見てもらうこと。

こうしたことを、涙ながらに私に話してくれました。

 

どうしてこんな人が、薬物に手を出すことになったんだろう?

 

これが薬物依存のコワいところなんですね。

止めたいと考えていて、悪いことだと理解しても手を出してしまう・・・。

精神科での治療だけでなく、「自助会」への参加なども勧めていきます。