仕事で障がい者の家庭を訪問することが多いですが、
この厳冬下でも、暖房器具を使用していないことが多いのに気付きました。
正確には「使用できない」。昨年はここまでではなかったのですが。
原因は電気代等の高騰。暖房使用を控えているのは、どの家庭でも同じ。
でも、障がい者の家庭(特に単身者)の場合、事態は深刻です。
ましてや、生活保護受給者の場合は、さらに大変な状況です。
以前に書きましたが、障がい者の場合、障害年金+生活保護費=13万円程度。
これで一か月を遣り繰りするわけですから(家賃もここから支払う)、
米などの食品、燃料代などの高騰は、モロ生活を直撃します。
結果、節約するために、暖房無しの生活を余儀なくされる・・・。
でも、国も地方自治体も何もしてくれない!
自民党と一部右派野党の政治の駆け引き材料として、
高校授業料の無償化より、優先すべきと思うのは、私だけでしょうか?
