障害者が福祉サービスを利用する場合、「区分認定」を受けます。

その結果、1~6までの「障害者区分」のいずれかに認定されます。

区分ごとに、受けられるサービスや時間数が決められています。

 

私が担当するある利用者、これまで区分2だったのが今回は区分3に。

(区分の認定は、原則として3年に一度行われます)

つまり、障害が重くなっているわけですね。

 

でも、これに喜ぶ人もいるわけでして・・・。

誰かというと、障害者が利用している施設の管理者。

区分が上がると、補助金の額も増えるから、というのが理由です。

 

この利用者の区分が上がったことに、利用中の施設から感謝の電話が。

「区分が上がって、大助かりですよ!」。

でも本人は大変さが増しているわけで・・・、複雑な気分です。