元朝日新聞社の大熊一夫氏の著書『ルポ・精神病棟』を読んだのは中学生の頃。

「当時の」精神科病院の実態に衝撃を受けたのを覚えています。

 

しかしまだほんの7,8年ほど前、

精神保健福祉士の実習で約2週間通った都内多摩地区の私立精神科病院。

初日のガイダンスで、入院患者の平均入院日数は3,600日と聞かされました。

結局、「現在の」精神科医療の現実は、「当時」と何も変わっていないのです。

 

大熊氏はその後、1971年にイタリアで施行された「バザーリア法」の下、

「鍵を掛けない、拘束しない」精神保健モデルを知り、

日本での「監獄型精神治療」を無くす運動と啓発を行ってきました。

 

今回、大熊氏が日本の精神科医療の現状を告発するだけでなく、

脱精神科病院の展望も示した映画「脱・精神病院への道」を制作しました。

試写会の詳細は、以下のとおりです。

 

東京に住んでいたら、絶対観に行ったのに!

こういう時は、「情報過疎」地の三重県に住んでいることが恨めしいです。