いつも悩まされるのが、どこの医療機関にかかるかということ。
日本の問題点として、「精神科へのハードルの高さ」があります。
これは、長年培われてきた精神疾患に対する偏見に原因があると思います。
ドラマでも、精神科は行き難いけど心療内科なら、というセリフがありました。
でも、精神科と心療内科は、実は違う診療科なのです。
以下は私の偏見です。
心療内科(クリニック)の医師は、本来はあくまでも内科医。
安易に開業したいから、集客性があるのでカンバンを出した(←偏見です)。
「精神保健指定医」の資格を持っている医師は、まずいません。
でも、精神科のカンバンを出しているからって、いい医師とは限らない。
薬物療法で大量の処方をする医師、反対に全く薬物に頼らない医師・・・。
外科のように、切れば治るわけではないのが難しいところです。
ではどうすれば、いい医師に巡り合えるか。
絶対に止めておいたほうがいいのは、ネット情報、これダメです。
私のような精神保健福祉士は、精神科病院・クリニックの付き合いも豊富です。
それに同業者と情報交換で、いろいろな情報が入ってきます。
ちゃんとした知識と情報を持った人と相談するのが一番でしょう。
あと「5分診療」ではなく、少なくとも初診でしっかり話を聞いてくれる。
それと医師との相性、二人三脚で疾患に向き合えることも大きいです。