先週から仕事で三重病院に足繫く通っています。
子どもの頃から近くにある病院ですが、地域とは関わりは希薄でした。
なぜなら、私の子どもの頃は、結核のサナトリウムだったからです。
大人たちは「大里の療養所」と呼び、近づかないようにしていました。
結核がいかに人々に恐れられていたかという歴史です。
しかも、ベッド数が700床もあったというから驚きです。
いまの三重病院には、当時の結核病棟の暗い面影は全くありません。
元の職場の後輩であるH君が、設計に携わった明るく近代的な建物です。
小児科やリハ科、神経科など14の診療科目がある大病院で、
私の担当する障がい者の人たちも、多くがお世話になっています。
地域医療の中核病院として、立派になったなと感慨深いです。