仕事で直帰する際、塔世橋手前で「一華堂」が目に入りました。

操業して何年になるのか・・・、50年以上であることは確かです。

 

1970年代前半、一身田にはバタークリームのケーキしか無いため、

生クリームのケーキがおいてある洋菓子店は、大変魅力的でした。

 

小児喘息だった私は、母に連れられて、

いまの県警本部のある場所、三重大学医学部付属病院の前身である、

三重県立医大付属病院に定期通院をしていました。

 

たまに通院の帰りに一華堂に寄るため、塔世橋を渡るときの嬉しさ!

店に入った時の甘い香りを今も記憶しています。

ショートケーキの小箱をしっかり抱え、誇らしげに一身田行きのバスに。

 

当時、どんなケーキを買ってもらっていたかは覚えていません。

でも、当時の記憶がよみがえり、懐かしさでいっぱいになり、

久しぶりに一華堂のケーキを購入しました。