紀勢本線は、本線といいながら、いまだに電化されていません。
そのため、蒸気機関車(SL)が長く走っていました。
調べてみると、1973年10月まで運転されていたようです。
(亀山ー下之庄間の当時の写真)
運転されていた機種は、D51(デゴイチ)やC57(シゴナナ)など。
一身田駅に停車中の石炭の匂いをいまでも覚えています。
いみじくも当時、全国的に「SLブーム」が始まりました。
子どもたちは、SLを追い掛け、その写真を喜んで撮っていました。
一身田駅が「鉄道子供会」というものを作ったのはその頃。
作ったはいいけど、一度イベントをしただけで、あとは竜頭蛇尾・・・。
さすが旧国鉄、当時からしっかり何かをするという感じは無し。
でも白状すると、私はSLにはあまり興味がなく、
メカニックという点では、ディーゼル機関車が好きでした。
なかでも「DF50」がいまでも好きで、模型も持っています。