いま、一番つらいのは、喪失感と孤独感です。
俳人 尾崎放哉の作品に「咳をしても一人」という有名な句があります。
高校の国語の授業で習った際は、意味は理解できても好きになれなかった。
いまなぜか、この句が心に響くのです。ヤバい状況です。
この句が心に響くようでは「相当きている」と感じた私は、
外出の機会を作るため、オーサカに住む友人に電話をしました。
「ちょっと色々あってさ、参ってるんだけど、会ってくれないかな」。
電話で、元気になるには鰻を食べるのが一番!(なぜ?)ということになり、
オーサカと三重のほぼ中間点ということで、
以前も利用したことのある、奈良県の榛原駅近くの「旭亭」に行くことに。
私、抑うつ状態ですが、食欲はあるのです。
そりゃね、鰻重食べて、世間話しているときは元気になりますよ!
でも友人と別れて、ひとりになったときの落差が激しいのです。
尾崎放哉風に一句、「キーボードを叩いても一人」。