東京を後にするに際して、どの曲で自分を見送るか検討した。

 

良くある別れの曲

なごり雪』:ちょっとベタ過ぎる。

遠く遠く』:外苑の桜は咲き乱れ、という歌詞で涙が出てきそう。

悲しみよこんにちは』:大学卒業年の3月に「めぞん一刻」の連載が終了。

   

江古田と母校 武蔵大学の曲

江古田スケッチ』:大学時代を彷彿させる江古田の学生生活。

武蔵大学 大学賛歌』:コンパの後、江古田駅前でよく歌った。

改装前の懐かしい江古田駅南口

 

大学生協連学生委員会の曲

国際学生連盟の歌』:スクラムを組んで何百回歌ったか思い出せない。

心騒ぐ青春のうた』:自分の葬式の出棺はこの歌と決めている。
がんばろう』:メーデーでは必ず歌われる荒木栄作曲の名曲。

 

結局、選曲したのは『ベルリンを去りて』。

独ソ戦(第二次世界大戦)に勝利したソ連軍の兵士が兵役を解かれ、

占領したベルリンを去り、懐かしい祖国ロシアの故郷に凱旋帰還する歌。

懐かしさいっぱいで、故郷に帰るいまの私にぴったりの曲。