獣捕獲用の罠の話です

 

獣を捕獲する為に設置している罠は

獣道にセットするのだが

果たしてどれぐらいヒットしているのか

 

答えは9割以上の確率で捕獲している

後は、早くヒットするか時間がかかるかの違い

特に技術や経験が要る訳ではなく初心者でも捕れる

 

新規にいつものパトロールコースに3基の罠を仕掛けていた

なかなか捕れなかったが、シシがヒットした

更に今日のパトロールで鹿がヒットした

あと1箇所は捕れていない

獣道的には直ぐ捕れても不思議ではないのだが時期が悪いのだろうが、これも捕れるだろう

極希に、設置しても全く捕れない罠もあるが大概捕れる

 

罠は、捕れた位置に再設置する事が多い

獣にとって都合がいいコースなので何度でも捕れる

が、何かの都合で捕れなくなる そこで考えて企みを変える(ここ重要)

 

YouTube等で獣捕獲の動画がある

料理人、片桐氏の動画はご存知だろう

捕獲したシシを素手で捉えて目隠しして持ち帰るシーン

あれは、どう考えても無謀な事

こちらのハンターは絶対やらないし、やってはいけない行動

獣を舐めている

彼は料理人なので、適正な血抜きを行う為に止むなく行っていると、私は考えている

あの場面を見て、シシの捕獲はああいう風にやるものだ、と思うのは大間違いである

ただし、現場で血抜きしたら出来るだけ早く解体処理をする必要があると考えている

 

鹿の武器は角と蹴り

シシの武器は口

 

シシはウリ坊でも噛み付いてくる

シシの噛む力と持ち上げる力は想像以上に強い

槍の柄なんかは瞬時に曲げる

なので私は迷わず銃を使う

 

お前、ビビってんのか?

って思われるだろうが

シシの怖さは、対峙したら解る

他の獣にない戦闘モード

 

全国的にハンターが、シシにやられるニュースは毎年見られます

こちらでも先輩ベテランハンターが出血多量の大怪我をしました

猟銃が間に合いませんでした

 

YouTubeを見て色々勉強になりますが、それが正しい事か、間違っている事なのかは自己判断

簡単に信じてはいけません

特に狩猟関係は、命に関わる事なので慎重な判断が必要です

 

 

という訳で、今月2頭目の獣がヒットした、というお話でした