キツネがヒットしていた
でかいキツネ
猟期が終わっているので放獣しなければならない
噛まれないように気絶させる
手加減して
その隙に罠を外す
手がでかい
相変わらず目が怖い
基本、集団的な行動が苦手な私
そういう気持ちを持ちながら長年組織に所属し定年まで勤めあげた
退職後は法以外何にも縛られない自由な行動をとっている
しかし、猟友会には所属しなければならない
理由は、狩猟保険に加入するためだ
一般的な損保には狩猟保険が無くなった
猟友会が独占する仕組みを作っているのだ
猟友会の主目的は狩猟だ
私がやっているのは、人に有害な獣を駆除する有害鳥獣駆除
やっている事は狩猟と何ら変わらないのだが
主目的が違う
私見だが
狩猟は趣味
駆除は社会貢献と実益を得ること
会に加入した当時、駆除に伴う報奨金の一部を会がピンハネしていた
このことは、本人の同意を得ずに行われていた
会に申し出ると総会で決まったと訳の解らない事をいう
個人のお金である報奨金の取り扱いを総会で決める事自体不可解
まぁ、個人の同意があれば可能であろうが私は同意していない
報奨金は簡単に手に入る訳ではない、それ相当の手続きと経費を一切個人が支払い、命懸けで駆除して始めて個人に支払われるのが報奨金だ
獣駆除の市との委託契約を団体から外してもらい、個人契約して報奨金を個人に振り込むという強行手段を行った
結果、報奨金は私個人の口座に振り込まれている
法的には全く問題のない事務手続き
会の会員は35名くらいか
そのうち駆除に従事している物は10人に満たない
そのうち5人くらいが主に駆除しているのが実態である
会の運営は、僅かな会費とこのピンハネした報奨金で運営されていた
役員報酬、役員の飲み会費、総会の飲み会費がメイン
上記の通り、一部の者から巻き上げた報奨金を全く駆除に関わらないものが好きなように使っていたので到底許容できる筈がない
で
私が強攻策に出た翌年度くらいから、何とこのピンハネは廃止された
隣町の会はまだピンハネしているらしい
強攻策を行ってから、総会には参加していない
狩猟者登録証は会が回収して県に返却している
また、猟期に退治したキツネの尻尾も回収され懸賞金を後日受ける
昨日が回収日だったが、忘れていた
今日、会長宅へ持参
一日遅れたが問題ないとのこと
ふむっ
上記の流れがあるので、気まずかった
群れる事が嫌いな一匹狼ではあるが
やはり社会人であるので一人で生きていくことには限界がある