戸惑いながらの甘味日和 54 | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。




⚠️こちらはBL腐小説です!!
受け付けない方は回れ右を!!!!
楽しめる方のみお進み下さいm(*_ _)m



•*¨*•.¸¸🍫*・゚



肩を寄せ合い……♡♡
小指を絡ませながら 海を眺める


これから行く先 目的がアレで無ければ、翔君に楽しんで貰えたかも知れないな…


落ち着いたら…いつか2人で船旅しても良いかも知れない。



「父さん…クルーザー貸してくれないかな……」

(`・3・´)
「クルーザーって?」

翔君が俺の顔を覗き込む


「ふふ…♡翔君と2人で船旅も良いなって思って。
オレ船舶免許は持ってるから、2人っきりで船旅出来るよ♡行きたい?」


「行きたい!!
そっか、智君…船舶免許も持ってたね。
世界一周とかも出来るの?」


「出来るよ😁  いつか……行きたいね〜」


「そだね😊」



しばらく海を眺めた後…ニノの様子も気になるので中に戻る。


(`^3^´)
「智君、先戻ってて良いよ。
俺、何か昼飯買ってから戻る。」


売店を指差しながら翔君が言ってくれる。

一緒にと思ったけど……売店前は結構な行列

時計を確認すると昼前…🕛


(´・∀・`)
「じゃ、1回ニノ達の所に行って何か欲しい物あるか聞いて戻るよ。」

「L〇NEしてくれたら良いよ」

「ううん、戻って来る♡」

「わかった♡」


翔君が売店の最後尾に並んだ後…急ぎ足でニノが寝てるベットの部屋に向かった🏃彡



部屋に戻る途中…    ふと視線を感じた。

視線の先を辿ると船の従業員専用の通路口

勿論…そこには誰も居なかった。


気の所為だよな……


****

ニノの介抱をしてる時…
消え入りそうな程 小さな声で 『さとし

と、呼ばれた気がした。

聞き覚えのある声……瞬間…身体が固まった。

翔君が誰かと話をしている。


ペタペタ…ズルッ……と引きづるように歩く足音が近付いてきた。

ニノの背中に置いていた手に 腕がのびてきて咄嗟に腕を引いた。

すると…一瞬 動きを止めた腕。

だけど、スグに ニノを脇を抱えた。

そして…翔君に指示を出していた。

その間…その人に視線を移す事が出来なかった。


翔君に促されその場を移動する時……

横目で 見る。  モップをかける作業着の男

目深にキャップ🧢を被りマスクをしている。

長い前髪で、ほぼ表情は見えない。

視線を外そうとした時…一瞬 その男と目が合う

瞬間…息が止まり……吐き気がした。

核心も何も無いのに…心配かけたくない

翔君に言い訳して、その場を離れたんだ。


*****



あの声  ……あの目  ……    。



彼が……母親の元へ移り住んだ事は、ここへ来る前に知っていた。

ただ…  母親の居る精神病院の矯正施設に居ると聞いていた。

オレとの別れの後も…違法 なドラ ッグ ☠💊に依存し続けた彼は…廃人状態になったと聞いた。
 
だから…清掃員として普通に仕事してるとは正直考えにくい。


きっと……見間違え

オレも 彼の母親に会うという事で、自分で思うよりも神経が過敏になってるのかも。


声や目が似てるだけの人なんて、沢山いるしね。

そもそも……今回
彼の現状も見るつもりで来た。


柄にもなく 何をビビってるんだろなオレ。

従業員通用口の奥へ、もう一度視線を移し…


フッ💨

小さく短く息を吐いた後…


ニノ達の居る部屋へとは戻らずに、翔君の方へ急いで戻った。




•*¨*•.¸¸🍫*・゚……To be continued
次の更新まで暫しお待ちくださいm(_ _)m