戸惑いながらの甘味日和㉝ | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。




⚠️こちらはBL腐小説です!!
受け付けない方は回れ右を!!!!
楽しめる方のみお進み下さいm(*_ _)m



•*¨*•.¸¸🍫*・゚現在に戻り…翔君目線で‪‪す✰*。


二宮さんからの電話を受け………

🚗³₃ 急ぎマンションへ帰る

途中…智君に頼まれたワインを数本購入


「今日は…ゆっくり飲めないかもな…」


ワインを助手席に置きながら…二宮さんからの言葉を思い出す。


【本人の記憶が事実とは異なる場合、正確に伝える事は出来ません。
なので…私と相葉から伝えるべきだと判断しました】


智君の記憶と事実と異なる 


その言葉の意味を車を走らせながら、必死で紐解く


二宮さん達が智君に対して過剰な程に心配するのも、この言葉の意味に直結するものだろう。

そして……本人の口から語らせるには残酷な内容なのかも知れない。
先に俺に話しておく事で、智君がまた傷付くリスクを回避しようとしているぐらいだ。

生半可な気持ちで聞ける内容では無さそう。


俺は、マンションに着くまでの間に…

ありとあらゆるパターンを予測し

どんな衝撃的な話でも受け入れる心づもりを重ねた。



車を駐車場に停め

エレベーターで5階へ上がる

智君の部屋へと向かい…静かに鍵を開ける


ドアを開け部屋の中に進むと、二宮さんと相葉さんがソファから立ち上がり、小さく会釈をした。



「二宮さん、相葉さん。お世話になりました(  . .)"
座ってて下さい。荷物 置いてきます。」


ワインの入った紙袋を2人に見せた後、キッチンへと入る。

冷蔵庫を開けると…智君が作り置きしてくれてるオカズのタッパーが 数個並んでいた。


「智君…いつ作ってくれてたんだろう。」

ひとつ指先で摘み、口に入れる。

「はぁ… 美味っ。」

智君の俺への愛情を食し…
                   心を落ち着ける…スーハー(*´д`)💨


そのまま…寝室のドアを少し開け、ベットに寝ている智君の存在を確認する。

スースーと寝息をたてて眠る智君

ただいま…。後で…起こしに来るからね…おやすみ


リビングへ戻り…

二宮さん達の前のソファに腰を降ろす。


「お話…聞かせて頂けますか。」


「はい。
櫻井さんには聞くに耐え難い内容だと思います、
智の全てを受け止める覚悟をして頂けますか?」


ここでまた   〃覚悟〃

俺の智君への覚悟を幾度となく試される


「覚悟は、出来ています。
どんな過去があろうとも、智君の全てを俺も共有しておきたい。この先、一緒に生きてく為に。」


「…………そうですか…では。
大野さんのトラウマの原因を作ったのは、大学時代に遡ります。」


**********⌚**   1時間弱…経過



(.゚ー゚)
「・・・・・ ・・・・・・・ という事です。」


俺は二宮さんが話終わるまで、黙って聞き続けた。

それにしても……酷すぎる……

到底…許す事の出来ない話だった。

今…智君が笑えているのが奇跡だと思える程に、智君の過去は俺の想像を上回り…残酷なものだった。



「そして 2年後…櫻井さんと出会う事になります。
その頃には、発作も起きなくなり…現在の大野さんの状態に落ち着いていました。」


話を終え…ひと口冷めた珈琲を口にした二宮さん

隣りに座っていた相葉さんの目には、薄っすら涙が浮かんでいた。

この人達は、ずっと見てきたんだな……

智君への過保護すぎる干渉も頷けた。

智君にとって トラウマだったように、この2人にとっても トラウマ なのかも知れない。



「スゥ---------ハァ……
聞きたい事が何点かあります。良いですか…」


深呼吸をし怒りで沸騰している脳ミソを冷まし…
心を落ち着け、尋ねる。


「勿論」


「その、和馬は どうしてるんです?」


「今は……日本を離れ、東南アジア方面に移り住んで居ると聞いています。」


「東南アジアですか?刑務所には…」


「……………。奴は、刑務所には…服役していません。
奴にかけられた罪状では、執行猶予がついたので。」


「は💢💢?智君に あれだけの事をしておいて何故!」


「・・・・・・・・。
大野さんの事は、公になっていないからです。
大野さんを…息子を守る為に、大野のおじさんが警察関係に手を回しました。」


息子が、あんな目にあったのに警察に突き出さないなんて…信じられない💢


「そこ、詳しく教えてくれ💢💢」


(*‘◇‘)
「大ちゃんの未来の為には、最善だったんだよ……」


(.゚ー゚)
「櫻井さん……冷静に聞いて。
たとえ、騙され洗脳されていたとしても、智が売 春に手を染めた事も違法ドラッグに関わった事も事実なんだよ。
その事実を…公にするのが最善か?警察沙汰にすれば、記録として残る。
未来を生きて行こうと努力し続けてる大野さんの邪魔にしかならないんだよ。」



確かに……そうかもしれない。

そうかもしれないけど……

和馬って奴は智君への罰を受けてないんだろ。そんな事許されるわけない!


「俺は……納得出来ない💢」

和馬って奴への怒りが…増幅していく😠💢

拳を固く握りしめ…脚を思いっきり何度も叩いた。


(*‘◇‘)
「櫻井さん…話は 最後まで聞いてね。
大ちゃんにした仕打ちを見逃す訳無いでしょ?
ちゃんと……罪は償って貰ってるよ 😊」

相葉さんが、俺の👊手を止め…ニッコリ笑った。


(.゚ー゚)
「奴は……2度と日本の地には足を踏み入れれないよ。
日本で裏社会の人間から反感を買ったんだ。当然でしょ?」



あっ、そういえば…智君。
元 反社会的勢力の人に助けて貰ったんだっけ?

「元 の 人だったんじゃ?」

「さぁ?
兎に角…〃表で裁かれていた方がマシだった〃
と思われる様な形にはなってるから大丈夫です。

因みに……和馬の母親の方は…銃刀法違反と傷害未遂として逮捕されました。現在も引き続き、大野さんへの接近禁止命令は継続されています。
今は、ある島にある精神科で入院中。常に監視の目があるから安心して貰っていい。大野さんへの危害は及ばない。」



和馬って奴を ぶん殴ってやりたいぐらいだが……

今…智君に危害が及ばないのなら……

いや…でも  ………💦

ハァッー💢💢クソ…💢💢

なんで俺は、その時代の智君と出逢って無かったんだ。



「櫻井さん…誤解のないように言っておきますが、今回話をしたのは、復讐を手伝ってくれ。とかそういった事では無いです。
今と未来を大野さんと向き合って貰う為に知っておくべき事由だから話をしたまで。
今回…櫻井さんの家から帰宅したあと…大野さんは、案の定フラッシュバックした。
今後…櫻井さんの家庭と大野さんが関わる度に、また発作がおきるかもしれない。

何故…大野さんが苦しむのかを知っておいて欲しかった。逃げずに櫻井さんの家族と向き合う覚悟を決めた智を理解してやって下さい。

あの過去と二度と関わらしたくない。
だから…櫻井さんから和馬らに関わろうとするのは止めてくれ。お願いします🙏」


深々と俺に頭を下げる2人。


「分かりました。勝手に動いたりはしません。
ですが…もし 何か動きがあったなら、俺にも話してくれますか?」


「それは、勿論」


二宮さんからの返事を聞き…

何とか納得しようと感情を抑えている時……



『ンーーーー。』
智君の声が 寝室から聞こえてきた。


「ちょっと…失礼します」


寝室のドアを開け…閉めた後


寝返りをうち、また ウトウト( ¯꒳​¯ )ᐝし始めた智君の横に腰を降ろす。

前髪に隠れた額を手で優しく掻き分けて…

そっと唇で触れる。


「智君…ただいま♡」


「ん〜     ムニャムニャ     っ ̫ -⸝⸝˘      ・・・・・?  
あれ?しょ〜くん ♡  おかえり〜  」


俺の顔を見て…嬉しそうに笑う智君。

なんか……胸が締め付けられ…涙が零れそうになる。

誤魔化すように……ギュッと抱きしめた


「・・・?
ふふ……翔君。  ヨシヨシ️♡逢いたかったよ。


うん、うん……💦  逢いたかったよ智君❤




•*¨*•.¸¸🍫*・゚……To be continued