戸惑いながらの甘味日和㉞ | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。






⚠️こちらはBL腐小説です!!
受け付けない方は回れ右を!!!!
楽しめる方のみお進み下さいm(_ _)m




•*¨*•.¸¸🍫*・゚


智君を抱きしめる。

智君も俺の背に手を回しキツく抱きしめ返してくれた。
大好きな貴方の香りと寝起きで熱いぐらいの体温が心地良い………✨


少しの時間そうしていると…………

リビングの方から、カチャカチャと食器の合わさる音が聞こえた。


(´・∀・`)あ〜✨
「ニノ達、まだ居てくれたんだね……。」

(`・3・´)
「うん、智君が寝た後に連絡もくれたんだ。」

ホントは、俺が智君にかけた電話に二宮さんが出たんだけど……

「そうなんだ。また……心配かけちゃったなぁ💦」

「そうだね…心配はしてると思う。元気な顔見せて安心させてあげよっか😊」

「ん、そうする♡」

智君の手を引いて…ベットから降ろしドアへ向かう

ドアに手をかけようとした時、グンッと腕を引っ張られる。

振り返ると…智君が足を止めて俺を見つめていた。

「智君?どうしたの?」

「翔君…ニノ達から聞いた?」


少し不安そうに瞳を揺らす智君

どう返事をするのが正解なのか……….。oஇ

一瞬 悩み…返事を返す。


「少しだけね…。
俺ね…智君の口から話して欲しい。
聞かせてくれる?」

智君の両頬に手を添え…瞳を覗き込む

目の縁に涙がたまり…瞬きと共に溢れそう…

「うん、聞いて欲しい。」

ハッキリとそう伝えた智君。

頬に涙が伝うから、俺は指で涙を拭い

「ありがとう😊 智君…愛してるからね。」

「ふふ♡知ってる 、オレも愛してる😢️💙」


再度、手を取りリビングへ戻った。



*****

リビングに戻ると……

二宮さんは…じっと智君を見つめた後…

「起きたんなら、イチャコラしてないでスグ出て来なさいよ!おっぱじめんじゃ無いかと気が気じゃなかったわ…相葉さんが!!」

(*‘◇‘)
「グフフフフ♡おっぱじめても良かったのに〜(笑)」


いつものように…いつも以上に軽口叩く二人

そんな二人を嬉しそうに、ニコニコ眺める智君


「おっぱじめちゃえば良かったね翔君♡」

「いやいやいや💦ハハ…💦
おっぱじめませんよ( ꇐ₃ꇐ ;)💦」


「残念(笑)アハハ…」


さっきまでの重い空気が残るリビング…
二宮さん達は、ワザとおチャラけ空気を少し軽くする。



(*‘◇‘)
「大ちゃん、おはよ〜♪良く寝てたね〜。
お腹空かない?」


「少し空いたかなぁ。翔君は?」


「うん、俺も少し空いたかな…」


顔色がまだ青白い智君。

話する前に先に何か食べさせた方が良いよな。


(.゚ー゚)
「相葉さん…うどん食べたい。」

ฅ(´・∀・`)
「相葉ちゃん、うどん4杯 」

(   ’ ◇’ )و
「よろこんでぇ〜♪♪♪♪」


***ラーメン***




熱々のうどんが出来上がり…食べ進める


ほぼほぼ食べ終えた頃……



智君が  不自然なぐらい明るい声音で……

「翔君、オレね……昔  人を殺したんだ。」 

そう言った。

「え?それは違っ…」

思わず……二宮さんに視線を向けてしまう。


「大野さん……奴は生きてる!殺してない。」


二宮さんは、智君の目を真っ直ぐ見て…念を押す


「うん。事実は そうなんだよね…分かってる。
でも……オレは…あの時……確かに
殺意を込めて…首を絞めたんだ。
守りたかった…大切な人達を。」


震え始めた手の平を見つめ苦しそうな智君


俺は、震える智君の手を包み込む。


「……話してくれる?
智君の記憶に残ってる想いを聞かせて欲しい。
それが…事実とは違ったとしても…今、貴方を苦しめているのは智君の中にある記憶だから。
それを俺にも共有させてくれないかな?」



記憶の事実の相違……。

事実だと理解しているけど……智君の身体に蓄積された記憶は今も鮮明に残ってるんだ……💦


第三者では決して分からない…智君だけが持つ記憶や想いを知らなければ…寄り添えないから。


智君は……こくんと頷き…   
ポツポツと……話始めた




あの人は……オレの事を
好きだって…愛してるって……言ってくれた。
恋人も親も兄弟も全て捨てて…
オレと死にたいって。

でも……オレは 死にたくなかったんだ。

だって…その人より大切な人が他に沢山いたから。

父ちゃん……母ちゃん……姉ちゃん……
ニノに……相葉ちゃん

だから…一緒に死ぬのは無理だって伝えたんだ。



そしたらね… …彼は言ったんだ。

〃なら、邪魔なの全部 消しちゃえば良いよ〃って。


オレの周りの者だけ消すのは理不尽だからって、彼は手始めに自分の父親を消したんだ。

男を好きになった事を嫌悪し軽蔑するような人間だから、消えて当然なんだと言ってた。


同じように彼は、母親も消そうとした。
だけど母親は自分に服従する事を選択した。
だから許してやるんだと……。


そして…次に  オレから自由を奪ってる人達を消さないと駄目だと言った。

オレは、怖くなった……

すぐに家を出て………ニノ達からも距離を置き…

大切な人達との連絡を全て絶った。


彼の矛先が周りに向かわないように、彼の愛情や執着を全て受け入れる事にしたんだ。

オレが  堕ちれば……彼は 安心してた。


ある日の晩…   オレの客になった人から…

〃彼から助け出してあげようか?〃

と 言われた事があった。

理性を保つのに限界を感じてたオレは、その人に申し出に応えてしまった。

だけど……その数日後…。
その人は遠く離れた山中で発見されたんだ。

彼が犯人だという確信は無い…。


その夜オレを抱いた…あの人の左腕には、あの客の腕時計が付けられていたんだ。


そういう事が何度か続くようになり、オレは彼から抗う事を止めた。


それから、どれだけの日数が経ったか分からない

だけど……ある日 偶然……
彼のパソコンのメールを見てしまったんだ。

オレの身辺を探ってる人物への殺傷依頼

対象者は、二宮和也  相葉雅紀 

と記されていた。

二人の名前を見た瞬間……朦朧としていた意識が戻ってきたんだ。

二人に危害が加えられてしまう。って思った。


だから……最中にラリって狂ったフリをし…
あの人の首を絞めた。

何度も何度も……繰り返し絞めたはず……
自身の意識が途切れるまで……ずっと


 
我に返ると……彼が オレを抱きしめてて

「執馬を殺してくれて ありがとう。
これで…僕は 解き放たれる」

と言ったんだ。


今なら分かる。オレは……間違えたんだ。

殺してあげるべきだったのは……

和馬の方だったのに。

執馬は…彼から逃げたかったんだ。

僕は、大切な友人を 救ってあげれなかった。









•*¨*•.¸¸🍫*・゚……To be continued

事件の描写…智君 の 目線 です
m(_ _)m