おさるのかごや⑧ | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。





⚠こちらはBL腐小説です
受け付けない方は回れ右を!!
楽しめる方のみ お進み下さいm(*_ _)m

おさる🐒お久しぶり過ぎで…
『内容忘れてるわ!』
って思われた皆さん…ゴメンなさい🙇💦‬





•*¨*•.¸¸🐒*・゚


縛り付けられた男達に、抵抗しないよう釘を刺し
縄を緩めて治療を施してやりました。


(´・∀・`)
「で…お前らと あのボウズの関係は?
話次第では、岡っ引きに引き渡すのは止めといてやるぞ?」


👨
『お…岡っ引きに差し出さないと駄目なのは、あのクソガキの方だ😠
盗っ人だぞ!あんな手癖の悪いガキ、きっちり懲らしめてやらねぇーと またやらかす!!』


他の男達からも話を聞くと、あの小僧

この辺りでは有名な盗みの常習犯のようでした。

子供1人で常習的に盗みを繰り返しているとは思えません。

この子の手引きをしている親玉が居るのかも知れないと智は考えています。

だがしかし…
今は お客をカゴ🐒□🐒送り届けている真っ最中。

そんな厄介事に時間を取られている訳にも行きません。


(´・・`)
「どっちにしてもだ。岡っぴきに引渡す。
部外者が関わると余計に厄介になるからな。
事情は、岡っぴきに話してくれ。」

(`・3・´)
「そうですね…。
だか……あれは やり過ぎだ。幼き身体にアレ程の殴る蹴るの暴行…。あれ以上続けていれば、命を落としていたかも知れないぞ。
そうなると、アンタ達は人殺しになる。
良い大人が、加減も知らんのか😠」


事情を把握したとしても、翔の怒りは収まる事は無いようです。


和也の方に目を向けると…和也は和也で子供に腹を立てている様子…。


智は…和也の元へと近付き…その後を翔が続きます


「和也…何か喋ったか?」

「ん。 何か 彼奴らと同じ屋敷で働いてるらしい。
この山を抜けた先の武家屋敷の奉公人。
コイツは、譜代奉公人の子供だろうね。」


譜代奉公人とは・・・労役を課せられた奴隷のような立場の者を言います。

きっと満足や食事を与えられず労役を課せられているのでしょう。その中には、上の者の目を盗んで生きる為に食べ物などの盗みを働く者も少なくありません。

この時代… そういった格差は当たり前。

智と和也も…決して産まれに恵まれていた訳ではありません。

赤子の頃から既に親がいない二人です。

兄弟で助け合い…今の生活を築き守っています。



和也が怒っているのは・・・

今の現状に泣き事しか言わず、盗みをするのも仕方ないんだと開き直った子供の性根にでした。


(´・∀・`)
「おめぇ、親は いるのか?」

👦
「うん……父ちゃん

「そっか…  じゃ 気を付けて帰れ。」

(.゚ー゚)
「え?このまま帰すの?引き渡さずに?」

「あー。同じ屋敷内での揉め事だ。
オイラ達には関係ないし関わるべきでも無い。
親もいるなら尚の事。奴ら側の事情もありそうだしな。」


智は、子供の耳元で何やら話をしてから身体を抱えて立たせた後…男達の方へと向かせます。

「どうするべきか、分かるな?」


(*´-`)(* , ,))コクン
と頷いた子供は、まだ木に縛られてる男達の方へと近寄り…

男の足元に  盗んだ金の入った袋を置きます。

そのまま額を地面に付けながら、謝ります。

ふたことみこと 男達から言葉を投げられた後…
立ち上がり もう一度頭を下げました。

智達の方へと向きなおり、腰を深く折って礼をした後、駆けて行きました。




智達は、子供の姿が見えなくなった頃合に、男達の方へと寄って行きました。

そして縄を解いてやります。


👨
「あー痛って〜。」「ハァ…やれやれ」


縄の跡を手で 擦りながら立ち上がりました。


(´・∀・`)
「なぁ……お前さん達。
本当は、あの小僧を助けるつもりだっただろ?」


👨
「ふん💨なんの事やら。あんな手癖の悪いガキ、もっと殴ってやらねぇと ダメなんだ。」


(´・∀・`)
「上の人間に見つかりゃ。
問答無用で その場で手打ち🔪だ。
殴られるぐらいで済んで、良かったアノ小僧」


(`・3・´)
「・・・・・・・あ、成程。そういう事ですか。」


(.゚ー゚)
「ま…。これに懲りて盗みを辞めます!って美談で終わるとは思えんけどね…。」


(´・∀・`)
「それも…おいら達が口を出す事では無い。
小僧の先は、あの小僧が気付き変えるんだよ。
親も一応、いるみたいだしな。」


👨
「あのガキの親は、牢屋に入ってんだ。
多分だが…親を牢屋から出すのに金がいると思ったんだろ。
そんなもの、あってもなくても関係ねぇのに。」


(´・∀・`)
「この金の持ち主知ってんのかい?」


👨
「あー。武士様のヘソクリだからな。
まだバレてねぇ。こっちで返しとく。」


(´・∀・`)
「あの小僧の面倒も暫く頼めるよな。」


👨
「・・・・ふん。そのつもりなきゃ、わざわざ追い掛けてきてない」


すると…ガサガサっと茂みから音がしました。

目を向けると…さっきの子供です。


男の1人は…子供の元へと歩み寄り…ポカッと頭を小突いた後…

👨
「今度…悪さしたら その手 斬り落とされんぞ!
分かったか!!」

👦
「。・゚ ꜀(  ꜆>ᯅ<)꜆゚・。うん、うん。」



男の1人が…智達の方へと向き直り…
「👨B  巻き込んで すまねぇが…この事は・・」


(´・∀・`)
「別に…いわねぇーよ。
な、翔 も 言わねぇよな。」


(`^3^´)
「翔♡といま 呼んで下さりましたか✨」


(.゚ー゚)
「ゴホン💢」


(`^3^´)
「あ、はい💦
勿論…他言無用ですね。
しかし……あのような子供が多数いるのは…
何とも心苦しいもんですね💦」


(´・∀・`)
「翔が入る武家屋敷にも、小僧みたいな奴らはいるんだろうが…な。」


(`・3・´)
「そうですね…。食べる物だけでも行き渡れば、盗みを働く事も減るかも知れません。」


「なかなか簡単に解決する問題では無いだろうけどな。まぁ、食べるもん食べれりゃ健康も保てるだろし…働けりゃ飯も貰える。」


「そうですね。では、私がするべきは…( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
奉公人の下層にまで、手の届く医者になれるように精進したいです。
その為には、地位も必要ですよね。
よし、やるべき事が見えました✨
智さん ありがとうございます。」 


翔は、智の両の手を握り締めながら、決意を新たにしました。

ฅ(´・∀・`)
「頑張ってくれ。まぁ、おいら達で役に立つ事がある様なら連絡くれれば駆け付けるよ。」


(.゚ー゚)あ…油断した💦
「兄さん!!ちょっと💦💦」

和也が、智と翔の間に入った時には既に遅し…

嬉しい( ˶ ᷇ 𖥦 ᷆ ˵ )🌸…が  顔から溢れ出してる翔

「今後も 智さんに連絡しても良いと言う事ですね!!文を出します。お返事下さいますか?」

(´・∀・`)
「あー。用が出来れば出してくれ。返事もする」

( ˶ ᷇ 𖥦 ᷆ ˵ )🌸
「はい。はい必ず。用を作って文を出します」

Σ(.゚ー゚)ฅ
「櫻井どの。あくまでも用が有る時ですからね!
兄さんは忙しいんです!用も無いのに兄さんの時間を使うような事は迷惑ですよ!!」

(´・∀・`)
「まぁまぁ和也、そう言うな。
家に居ない時は、数日…文の確認出来ん事も有るだろうが…取り急ぎの用で無ければ。いつでも文を寄越してくれ。楽しみにしてるよ翔。」


(.゚ー゚)
「・・・もう…   ……。」


(`・3・´)و
「はい。これで仕事に励みが出来ました。
お逢い出来る日を楽しみに精進します!」


(.゚ー゚)
「そのお逢いする日には、俺も居るからな!!」

(`^3^´)
「あはは、勿論ですよ。和也さんに会うのも楽しみにしております。」

(´・∀・`)
「ふふ。にこにこ。」


智達は、子供と男達を見送った後…

カゴを 担ぎ直し……また旅路を急ぎます。


🐒□🐒
エッサッエッサエッサホイサッササー
のぼってくだって ホイサッサ〜
・・・・・・
・・・・・・
ソレヤットコドッコイホイサッサ
ホーイホイホイホイサッサ
                                           🐒□🐒





•*¨*•.¸¸🐒*・゚後少し…【続く】
次の更新まで暫しお待ち下さい( . .)"