タンザナイト銀河鉄道の旅 ⑪ | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。

 

 

 

 

 

 

しばらく翔と初めて見る宇宙を眺めてんだけど・・・

 

 

「わ~~!!」

「おっ!!なになに!!」

 

 

目の前が、青白く光る光線に包まれた。

 

ほんの一瞬の出来事だっつたんだけどね。

 

あまりの眩しさで、眼を固く閉じちゃってて、

 

次に眼を開けた時には景色が一変してたんだびっくりキラキラ

 

 

 

 
 

 

 

 ここは………どこ??

 

 

翔の顔を覗くと僕と同じように首を傾げて

 

「う〜ん?どこかの惑星かな?

でも、見た事ある気がするんだけど…すぐに思い出すから待って・・・・キョロキョロ汗汗

 

 

額を人差し指で、かりかりしながら一生懸命に思い出そうとしている翔。

 

翔が思い出すのを横で応援するビックリマークビックリマーク

 

 

思い出すの手伝いたいんだけど・・・・あせるあせる

 

僕の記憶の引き出しには無さそうなんだもん・・・。

 

 

 

ひらめき電球爆  笑思い出した!!最近見たと思ったんだよ~なるほどねひらめき電球音譜音譜

 

 

「ちょっと翔!一人で納得しないで教えてってばビックリマーク

 

 

「あのね・・ショウ兄に車両名とかは調べてから行けって言われただろ?」

 

 

「うん、夜遅くまで調べてたよね。

タンザナイトは、タンザニアの鉱山でしか取れない希少な青い石なんでしょ?」

 

 

「そう、キリマンジャロという山が在る地域ね・・。

たぶんだけど、あの山がキリマンジャロだよ!」

 

 

「えっ、そうなの!!地球なの?この惑星?」

 

 

「違うな・・ほら見て。月みたいなのが3個も浮かんでる」

 

 

そう言われて、月を探す。

 

翔が指をさしてくれたから、それに合わせて数えてく

 

 

「い~ち、に~い、さ~ん。もうないかな?

ほんとだぁ、形の違う月がお月様みっつもびっくり

 

 

「違う惑星だけど、地球のアフリカ大陸とは環境が似てるのかも知れない」

 

 

「見て、山の上の方。✨キラキラ光ってるよ」

 

 

今度は、僕が指をさして教えてあげる。

 

 

「なんだろう・・。人工的な光でも無さそうだけど・・・」

 

 

「気になるなぁ・・。なんか引き寄せられるのボク・・」

 

 

「途中下車できないかな・・・」

 

 

「うん・・・。駄目だよね・・たぶん」

 

 

 

2人とも気にはなるものの諦めかけた時に

 

テーブルに置いてたチケットが光って・・・

 

 

単調な車内放送が・・・

 

【 次の駅は・・ゾイサイト星、ゾイサイト星

途中下車指定駅・・・ルンルン音符

お降りのお客様は、チケットを持ってお降り下さい。】

 

 

 

ゾイサイト星??あっ、降りれるんだ。

 

 

 

お互いの目を見て、大きく頷く。

 

ボディバッグに チケットをしまって、汽車の外に出る扉まで小走りで向かった。

 

 

扉が開いたら、目の前はさっき見た山の上らしき場所に着いていた。

 

 

「僕たちが行きたい所わかってくれてるんだね。」

 

 

「俺たちの願いを叶えてくれると言ってたもんね」

 

 

手をつないで、恐る恐る汽車から降りて歩いて行く。

 

 

ふと疑問に思って後ろを振り向く。

 

「(・ㇸ・??・・・・??

 

 

「智どうかした?」

 

 

「他の乗客の人誰も降りてこないなって思って。」

 

 

「確かに・・・。ここに用事があるのは俺たちだけだから、降りれるのも俺ら二人だけなのかもしれない。他の人は違う駅でおりるのかもよ。」

 

 

「かもしれないね・・。妖精くんのくれた魔法のチケット。ここで僕の願い事を叶える事が出来るのかも知れない!!探しに行きたい。良いかな翔?

 

 

 

「当然だろう(笑)  行こう!のんびりしてたら置いてかれるぞ口笛

 

 

「それは、困るね爆  笑(笑) 

たぶん、さっき光ってた場所だと思うの。」

 

 

近くまでは連れて来てくれてると思うんだ・・・