サトシくんが、隣りで居てくれるだけで、楽しい♡嬉しい♡
眩しい笑顔を、振り撒いて、お客さんに挨拶してる・・・俺にも振り撒いて〜!
こっち向いて~!!๛ก(ー̀ωー́ก)サトシクーン!!
(*´▽`*)ニコッ!!向いた!!
「サトシくん、楽しいね♡♡(*^_^*)♡♡」
「みんな笑顔だね。本当に嬉しくなるね!」
サトシくんが本当に嬉しそうで、楽しそうで、俺は、本当に嬉しい。
そっと、手に触れると、ギュッと握り返してくれた。幸せだ・・(*˘︶˘*).。.:*♡
花火の打ち上げ、2時間前に入場を一旦締め切る。再入場は可!1回チェックインしてくれたら、出入りは自由。
あっ。あれは・・智翔旅行社のお客様かな?
「ショウくん。あそこに居るのん、この前来た紫陽花の妖精さんだよね?」
「うん。7名様連れて来るはず。」
「イチ、ニー、サン・・・・7名様だよ、後ろにまだ居る者もそうかなぁ?」
「追加になったのかも?まっ、問題ないよ。」
「たくさんの方が、楽しいしね。」
人?って思ったけど、違う??うん?(・・?)
「ショウくん。妖精くん達・・ちゃんと妖に見えるように、お客様を変身させてくれてるね。これなら大丈夫!ねっ?!」
あ〜。そうか。そういう事だね。
ちゃんと、対応してくれたんだ。
本来は生きてる人だと思うんだけど、ちゃんと生気が隠されてる。魔法とかかな?
深く考えるのは・・やめとこ。
「ちゃんと、妖怪に見える。違和感ないね。」
「可愛らしい妖怪さん達!(˶ᵔᵕᵔ˶)hello♡」
紫陽花の妖精が連れて来てくれた、智翔旅行社のツアー客さん達には、花火の時間までは、思う存分、祭りを楽しんで貰う。
妖が売る露店にビックリして貰おう。
花火打ち上げ🎇20分前には、桟敷席に戻って貰って、花火を楽しんで頂く旨を伝えた。
「楽しんでくださいね~。」
「来てくれて、ありがとう」
「美味しい物たくさん食べて下さいねぇー」
「休憩しながら、色々見て回ってね。」
「浴衣の貸し出しもしております。
手拭いや、色々と用意してます。必要な物が有れば、お気軽にスタッフにお声かけくださぁーい!」
サトシくんが、ひとりずつ挨拶しながら、中に案内する。
桟敷席までは、烏天狗が案内してくれた。
時間がまだ有るから、ゆっくり休みながら楽しんでくれたら。
子供妖怪達が、見慣れない妖怪やモンスターに、寄って行ってる。
あー。桟敷席で休んでる人に、飲み物とか菓子を持って行ってる。
お接待してくれてるんだね。
ぬりかべちゃんも、可愛い浴衣を羽織ってる。
人見知りなのに、うちわ配ってくれてる。
豆腐小僧くんは、豆腐ケーキ?
あっ!さっきジュンが、3時のおやつに!って持ってきたやつ。
あー。それを小分けして配ってるのか。
小豆洗いの僕ちゃんも、おはぎを配ってる。
重いのか、ふらふらしながら
(てが、ふちゃがっるの。じゃから、ちとつじゅつ、とってくらしゃい!)
って、カワイイ可愛い。
桟敷席の特別なツアー客の人も、満面の笑みで、取ってくれてる。
優しい人達で良かったね。
他の場所の桟敷席や、休憩所にも、色んな者が集まって、仲良く談笑したり、たまにビックリしたりしながら、交流を楽しんでる。
東洋の妖怪と西洋の妖怪って、あまり会えないから、今回の企画で、繋がりが出来たら良いな!情報を提供したり、能力を活かして助け合えるしね。
今回、西洋のシルフィードさんには、初対面だったのに、本当に、お世話になってるしな。
異種の交流は、今後に繋がる。本当に良かった、
「ショウくん、大丈夫?考え事?」
顔を下から覗き込んで、魅惑の上目遣いで・・
「(⑉• •⑉)❤︎ ちょっとね。子供達も、お手伝い頑張ってるな!とか、色んな地域の者が、同じ空間に居るのが何か嬉しいなって」
「そうだね。オイラも思ってたよ。子供達には、花火大会が終わったら、一緒に夜店回って、射的や、目玉掬いとか、水風船釣りとか、鰻の掴み取りとか、一緒にする約束してる!
夏の終わりに、手持ち花火もするんだ。」
「俺も一緒で良い?」
「当然!ショウくんも、3人も一緒にだよ。子供妖怪、何人いると思ってるの?オイラだけじゃ無理だもん。手伝ってね♡♡」
「勿論です。何でも一緒にするからね!」
「(^ー^* )フフ♪頼りにしてまぁーす。」
|'ᴗ')チラ。次のお客さんだ
「いらっしゃいませ!」
「怪物くんと、ドラキュラさんですね。」
🎫
「はい。どうぞ〜。
桟敷席の番号です。花火の時に座って見てもらっても良いですし、休憩に使って下さい。
それでは、楽しんで下さいませ~。」