私たちは色々な体位で

激しく求めあった



ぐいっと身体を起こされて

私は彼と向かい合って座った



彼の頭を抱え込みながら

下からズンッズンッと突き上げられる



彼が顔を上げ

はぁっはぁっと息を上げて私を見上げている



閉めたカーテンの隙間から差す

陽の光の薄暗さの中で

その顔は色っぽくて官能的で



切なそうな眼差しや

半開きになり弾む息を吐く唇や

汗で滲んだ額に張り付く濡れた前髪や

それなのに血色を伴わない頬や

シャープな顎の輪郭などが



私の心を掴んで離さなかった



「はぁっ…はぁっ……

 ……きれいな顔………」



私は喘ぎながら

思わず口にしてしまっていた

すると



「……キレイ?」



甘い声と表情で

彼がそう聞き返してきた



「うん………」



あぁ、たまらない

そのまま二人はまた

とろけるようなキスをする



そして

私は彼を押し倒し

ずっとずっと

キスを続けた



続きます