RICE第三弾
今回はCompressionの「C」
圧迫という意味です
ケガをした部位に適度な圧迫をかけることで
腫れや炎症を抑える効果があります
圧迫は特に腫れを抑えることに効果があります
逆に冷却が最も効くのは炎症といえます
圧迫には弾性包帯を用います
バンテージ包帯というとわかりやすいでしょうか
弾性包帯 弾力包帯 伸縮包帯
呼び方はさまざまですが
ここで使うものは
厚手の伸縮性の強いものです
一般的に良く見られる伸縮包帯は
技術のない人にも巻けますが
柔らかすぎて圧迫効果は薄いです
では巻き方です
①末梢(指側)から巻き始めます
腫れを心臓の方へ持ち上げていく感覚です
②伸縮性はありますが伸ばしすぎないように
締め付けられて痛みが強くなる恐れがあります
また血流障害を起こすこともあります
少しだけテンションをかけながら巻いていきます
③そのまま1/2づつ重ねながら全体を覆います
隙間が空かないように均等に巻きます
巻く範囲は
痛めた場所ではなく
その周り全体を圧迫します
例えば
足首なら
指の付け根から膝の下まで
ももなら
膝の上からももの付け根まで
肘なら
手首の辺りからわきまで
患部を中心に広範囲に巻きましょう
また圧迫用のパッドや
テーピングでの圧迫もありますが
これが一番簡単に行える圧迫法だと思います