本日2023年8月23日、フィクション・スタジオが設立10周年を迎えました。

 

つまり10才も歳をとった訳ですが、長くもあり短くもあり。10年もあれば良いことも悪いこともあります。環境も変わります。

 

はじめは、今後10年映像配信の市場が伸びると学び、Ustreamで番組配信を行っていました。

ただ売上を出すまでに時間がかかるため、元々ノウハウを持っていたゲームシナリオ制作に切り替え、結果今に至ります。

 

ゲームシナリオもメディアの進化に伴い需要に波があります。そして大手の案件でもなければ基本的に安価です。アルバイトの最低賃金と同等かそれ以下のこともあります。

 

ゲームシナリオライターを目指す若者は今も多いと思いますが、ゲームシナリオライターの地位は正直低く、ゲーム業界では著作権放棄が当然の世界になっていて、シナリオだけで食べて行ける人は限られています。これは変えて行く必要があります。

 

私自身の話をすると、自分でシナリオを書く機会は減りました。やりたいと思える魅力あるコンテンツが無いというのもあります。

 

これからの10年はメディアを問わず、やはり自社発信できる環境を作って行ければと思います。

 

今後ともよろしくお願いいたします。