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『ディア・エヴァン・ハンセン』観て来た。

4年前、総なめにしたトニー賞を見てハマって、
以来、ずっと追っていたので、
この映画化は正直遅すぎるくらいの印象だ。

 

満足度は75%くらい。

オリジナルキャストのベン・プラットがやや年を取ってしまったし、

ミュージカルの良さが一部失われてしまっているように感じた。

 

もう少しコミカルな演出があっても良い気がするし、

好きな楽曲がカットされた代わりに、
(『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』より楽曲良い!)
映画用の新曲(これは正直イマイチ)が増え、

さらにエンドロール中のサム・スミスともう1曲がイマイチで

感動が盛り下がって終わったのは残念だった。

 

名作ミュージカルを映像でどう表現するかが肝だったと思うが、

監督が脚本出身の人だからか、

特に素晴らしいと思ったところが無かったのも残念だった。

(ドラマ部分は良かったけど)

 

ベン・プラットは『ピッチ・パーフェクト』の端役で悪印象で覚えていて(単にキャラがきもかった)、

それが『ディア・エヴァン・ハンセン』の主役に抜擢されて時の人となったのはとても驚きだったが、

感動的な歌唱力で俄然好きになった。

 

この映画を気に入った人は

ぜひこちらの映像を観て欲しい。

トニー賞での喝采はすごい…!
 

Live at Tony Awards 2017