​アラフィフワーママあじこです

地方都市在住
夫、中学生にやり小学生にっこり
相談支援関係のフルタイムワーカー
40過ぎて転職2回、元公務員
旅行とTDRとヨガが好き
最近はちいかわとカフェ読書にはまる
「ほどほど」「適当」「それなり」が
好きな言葉昇天
 

 

 

 

 あじこです。

 

 

 

 

そんなわけで、

  

 

六本木ヒルズで開催されている、花とゆめ展へ行ってまいりましたガーベラ

 

 

 

 

 

 

 

 

花ゆめを読んでいたのは中学から高校にかけて、90年代初めの頃です。
 
それまで「りぼん」を読んでいたのですが、何かのきっかけで
「ぼくの地球を守って」を読み始めてハマったのを機に、本誌も読んでみたらすごくおもしろかったので、乗り換えたんですね。
 
 
「りぼん」に載っていた、思春期女子が大好きな
「日常生活の中での身近な対象との恋愛」や「憧れの世界(芸能界、魔法界など)のファンタジックストーリー」
とは全く違う世界観が、そこには広がっていたのです。
 
地球外生命体が現代の日本の高校生に転生して、幼い小学生やヤクザや超能力者まで交えて愛憎を繰り広げる話だとか
薬剤の匂いと動物の毛にまみれた、地方国立大の獣医学部生の地味な日常を描くだけの話とか、
謎の架空の常春の国を舞台にただただナンセンスギャグが繰り広げられるだけの話とか、

 
ロマンチックな恋愛要素があるのかないのか
どうしてこれが少女漫画なのだ?と言いたくなるような内容ばかりで、大変新鮮だったのを覚えていますびっくり
 
なんならBL要素をほんのり含んだ作品も結構あったよね。
当時の情勢を考えると、商業誌としてはかなりチャレンジングだったと思いますが…
 
 

そんな花ゆめも、今年で創刊50周年だったのですねぇ…
アラフィフ世代の私たちとほぼ同じ時間を生きているのですね。
 
 
予想はしていましたが、会場は私とほぼ同年代の女性が大半でした。
ですが私よりだいぶ年下の方もいらしたので、最近の読者さんなのでしょう。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

この日は天気もとてもよかったので、展望台から見える青い空と、

花ゆめ作品の名画たちがとても綺麗に映えていました。

 

 

 

 

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↓創刊号表紙。

 

 

 

 

私が愛読していたのはこのあたりの作品。

 

 

 

 

 

↓アニメ化とかしていないのであまりメジャーじゃありませんが、この先生の作品も好きでした。

別の出版社に移っちゃいましたけどね…

 

 

 

 

創刊50周年号の表紙。

このあたりになると、もうさすがに絵を見てもわかりませんね…

 

 

 

 

 

この後の原画展示エリアはさすがに撮影できなかったですが。

 

脱帽したのは、昭和~平成初期の漫画家さんの技術の高さと、描線や筆跡の美しさ。

 

特にカラー原画なんて本当にすごい。

どうして人の手でこれほどまでの繊細さが出せるのかと。

 

展示エリアに入って最初に飾られていたのが、美内すずえ先生と山岸涼子先生の原画でした。

思いっきり顔近づけて見ちゃいましたけど、まさに、この世の物とは思えない美しさでしたキラキラ

 

それこそ「おそろしい子!!!」ですよ

( ゚Д゚)

 

 

 

私は原画展に行くと、下書きの水色鉛筆の線とかホワイトでの修正跡とか、筆圧の強弱によってインクの濃淡が出ている様子とか、スクリーントーンを切り取った跡とかを見るのが大好きなのです。






変な言い方ですが、そこから漫画家さんの、作品に対する熱量が感じ取れる気がして、ゾクゾクワクワクしまうのですラブ



最近の漫画家さんは、デジタルツールを使う方が大半とも聞きました。

もしかしたらペンもインクも使わずに、フルデジタルで描く方もいるのでしょう。


最近の作品になるほど、原画にホワイトやトーンの跡が無いのはそういうことなんでしょうね。

カラー原画も筆の跡とかなかったので。

別にデジタルツールを否定するわけではありません。
漫画を描いていたことがある人間としては、とても便利なものができたものだなと、ちょっぴりうらやましい気持ちになったのも事実です。

デジタルで描かれた作品ももちろん綺麗ですよ。

でもなんて言うかなぁ…
昔の漫画家の手書き原稿のような繊細さは、やっぱりどうしてもないのですよ。
そう考えると昔の漫画家さんはいわゆる職人だったのですね。
その道に熟練した人間じゃないと絶対にできない手仕事、ってやつだったと思います。


ちなみに先日見てきたナガノ展によると、ナガノ氏の場合は手書き原稿をスキャン→パソコンで修正・加工・仕上げ、らしいです。
修正は全てパソコンで行うので、手書き原稿は書き間違えた箇所がそのまま大量に残されています。
それはそれで見ていて萌えましたよチュー


 
おみくじあったので引いてきました。
大吉でしたチョキ

 

 

 


ところで少し残念だったのは、一番見たかった、この先生↓の原画がなかったことです。



 





今回とは別に展示会をやるようです。

なぜ西日本でしかやらないの、と思ったら、東京では既に終了しているんですね…えーん

さすがに今回はナガノ展のように遠征まではできません…。


清水先生の絵がとにかく好きだったので見たかったんですが。


このほかにも「え、なんでこの先生の作品がないの?」と疑問だったのが複数あったのですが、

よくよく後で考えてみたら、清水先生含め、その方たちは姉妹誌LaLaの作家さんだったことを思い出しました…

そうだよね今回花ゆめの創刊50年記念だもんね…魂が抜ける

 

 

 


帰りにリーフレットを見つけました。

10月からはこちらをやるようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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