先日、
お取引先より
ウクライナの国立名門バレエ団「キエフ・バレエ」の日本公演のご招待券を頂きました。
本格的なバレエ鑑賞は初めての経験です。
東京国際フォーラムにて19時からの公演を前に、銀座でシンガポールディナー。

本格的なシンガポール料理が頂けるこちらのお店。雰囲気抜群の品川1号店は駅前再開発の為 残念ながら1度も訪れないまま閉店してしまいました。
入れ替わりにオープンした、
メズム東京も入る ウォーターズ竹芝にオープンした竹芝店。
ウォーターフロントにあるこちらのお店の雰囲気は、まさにシンガポールのクラークキーを彷彿とさせていて素敵です。
さて、ディナーを済ませて
東京フォーラム hall C に向かいます。
今回の公演は平和を願い、
バレエの楽しみを凝縮した名場面集ということで、ウクライナの伝統舞踊を取り入れたようなバレエもあり、初心者の私にも楽しめる内容でした。
その中でも、初めて観た
「瀕死の白鳥」の踊りには心を奪われました。
目の前に 本当に 瀕死の白鳥 が現れました。
人間の腕の動きとは思えない、傷ついた翼の1本1本の羽根や関節の表現。
弱った翼で水の抵抗を受けながら、羽ばたこうとしているような様は、これまでの人間に見た事もない、腕の動きでした。
また高い表現力で、白鳥の心の傷や哀しみも伝わってきました。
サン=サーンスの「白鳥」の曲は
私が小中学生の時にピアノの発表会で妹と連弾で披露した好きな曲でもあります。
戦争という状況下に苦しみながらも、高い芸術文化を守り届けようとしているバレエダンサーさんたちに、
私ができるのは、心からの大きな拍手を贈ることぐらいでした。
そして私自身も、コロナ禍でナマのエンターテインメントに飢えていたんだな、と感じました。
とても素晴らしい時間を持たせて頂きました。