さて昨日の続きから。。。
しかし私が思うに、上記はすべて、
近代以降の歴史を採用したロジックであると思います。
では、あなた達中国側のロジックは、
近代以前の話、清朝後期、もっと昔の
沖縄が琉球王国であった時代から、
琉球は独立で、中国に朝貢していた。
その時代を採用したロジックです。
このロジック一見、日本人としてそんな昔の話
近代以降のほうが最近でしょ。。
と日本人は言いますが。。
私としては、また中国人としては、
そういえば
中華民国も、清國も、
今の共産党とは違う政権。。
いや違う國體なのかもしれません。
その時代のことを、採用されるのは不合理であり
もっと以前の時代を採用して欲しいし
しかも近代前後に、
中国は欧米列強、
日本にボロボロにやられた、トラウマがあるでしょう。
それを今の尖閣に重ねて、国辱を思い出す。。
それ故、私としては中国側のロジックも
理解できると感じます。(本当は難しいですが)
私になり簡単に言うと、
日本の主張は、近代以降、中国の主張は近代以前。。
このロジック、どっちもどっち。。なのではと
私はそう考えます。(こういう場ではそう言います)
(でも本当に互いの国にとって、互いの立場では
どっちも自分が正しいと思うので
そう言わないと話が、前に進まない。)
私が思うに、領土問題など、
どの時代のどんな場所でもおこる、
ごく当たり前の問題。。。
そんなことに一国民が文化交流を中止や
延期させてまで目くじらたてるべきではない。
領土問題の大事なことは、白黒つけないこと。
これに尽きると思います。
鄧小平は、その昔、いいことを言いました。
当時、尖閣問題について
この問題は、きっと未来に、もっと優秀な
若者たちが、良い解決方法を示してくれるに
違いないと。。。
国内、国外ともに、納得できる
素晴らしい回答であると思います。
その上で、2010年の中国漁船衝突事件については
まだ白黒付けるというところまでは、いかなかった。
しかし、今回の東京都や日本の国有化は白黒付ける行為で、
そういう意味では
今回のデモも理解できる。(暴力は理解できないが、というか
暴力、略奪行為は、そこはその人達の資質の問題で
全中国人がそうではない)
この理解できるという心情が
すごく重要だと思う。
これがないと、もう互いに争うしかない。
大事なことは、相手の心情を理解できるかどうか。
立場は違うし、意見もやっぱり違うけど
もし私が中国人で、同じような教育
知識、雰囲気の中で育てば
同じように思うだろうな。。
そう思えることが、多様性を認めるとうこと。
このデモでは、軍や武装警察まで動員し、
日系の会社に警察が来て、家に帰りなさいと
外出は控えるようにとの指示をだしているし。
もともとは、1,2週間前は弱いデモであったし
ガス抜きくらいに思っていのだろうが
ここ数日でコントロールが効かなくなって
焦っているのでしょう。
中国国内では戦争論、開戦論主張だんだんともちあがり、
普通に社員にもし戦争になったらどうしますか?
仲の良い社員にはきかれる。。
一般人が戦争という言葉を使うこと自体に
普段より緊張がはしります。
それだけ、その論調が世論に浸透している
ということなのでしょう。
今回の事件の背景には、
日米同盟の隙間をぬったちょっかいだとか、
日本の民意が、反中にあり、今中国側の弁護や
平和路線、弱腰外交は選挙で支持を失うとか
東京都を抑えるための、国有化だとか
本当の問題は、北方領土にありロシア牽制のために
絶対にこの問題には弱みを見せれないとか
中国でも政権交代に向けての、内部対立だとか
いろんな人や組織の思惑があるのでしょうが。。
私としては、はやく沈静化して欲しい。
そのように考えていると、相手に伝えました。
日本の言い分、私が考える中国の言い分
それを含めて、どっちもどっち
であると、そう答えました。
実際に私自身、今回なぜここまで、中国が怒るのか
過剰に反応するのか、良くわかる気がします。
いや分かる気がするではなく、分からなければ
ならない。そう考えます。そのくらい中国国内世論は
逼迫していると!!
中国国内での開戦的論調は結構あると感じます。
戦争が起こるのは民意であり、民意が作り出す
雰囲気である。
そうならぬために、私が思うべきこと
続く。。
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