歴史と消費力③(旦那ken) | のん気夫婦の中国・天津・大連生活ブログ

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前回の続きから。。  


中国の東北地方の消費の強さは、清朝の最初の首都は

瀋陽であり、後に北京に移りますが。


それから近代の旧満州国の影響も大きいかと。


以前満州事変博物館に行った時に、当時の関東軍が

駐留していた都市の地図がありました。


朝鮮半島からはじまり、遼寧省一体、吉林省、黒龍江省など

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↑ちょっと暗くて見えづらいですが。


遼寧省の中でも、丹東市、営口市、鞍山市、撫順市など

売上が良いのですが、これらの地図を見ても

その地域に関東軍が深く駐留していたことが

わかります。


また売上の低い、遼陽市など、铁岭市など、関東軍との

関わりが薄かった地域なのだと考えられます。


当たり前といえば、当たり前なのでしょうが、


藤田田氏の言う、金山があった、天領であったなど

と重ねて考えると、その地域の消費特性は、近代、中世問わず

お金が回り始めると、その特性が産まれてくるのではと考えます。


人のお金の使いかたって、親や親族や、兄弟とだんだん似通ってくる

ようなところがあると、36歳を過ぎた今、思います。


もちろん家族みんな、お金の使いかたって一人一人違うような

きがしますが、個人、家族、地域、コミニュティーなどで大きな

くくりでみると、意外と似ているのではとも感じます。


天津で、そのサイフの紐の硬さを(東北地方と比べて、実際

天津は今では消費市場も大発展していますが)感じたのは

天津は、やはり北京の近くということで、いつもお金は

首都に吸い取られいて、発展はここ数十年のこと。

それゆえ、消費に東北ほどの力強さがないのかもしれません。


天津も100年前には租界地区がたくさんありましたが

租界地区だけでは、その地域全体での消費にまで大きな影響は

与えられなかったのではと考えます。


では今年オープンした、西安はどうか。

何千年も前からある、長安の都である。西安。。

販売開始までドキドキしていたのですが、

内陸の貧しさも感じておりましたし、

また近代や現代の発展が遅れた分ということも

考慮していたのですが、蓋を開けてみると

瀋陽や大連よりもいいスタートを切っており

これももしや、その土地の長安の民の受け継がれた

消費特性なのかもしれません。


歴史と消費、このかかわりを今後も注意しながら

見ていきたいと思います。




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