肌で感じる成長エンジンの消費への構造転換(旦那ken) | のん気夫婦の中国・天津・大連生活ブログ

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ken(夫)は、中国でのビジネスは中国での出産(天津ローカル病院にて出産)・育児話をメインに♪

春節前に、大連のスーパーをたくさん見てまわり

また春節後毎日スーパーを見て周り


自社の販促員の方に今年の動向や、客入りなど

聞いて回りました。


欧州債務危機、不動産価格抑制、インフレなど

多くの要因があり、今年は意外と春節は、例年とは違い

トーンダウンするのではと、思いましたが


自社商品については、昨年よりも大幅に伸長し

商品も品薄となり、かなり強気で発注していたつもりですが

予想を超える、売上となりました。


やはり消費は力強く伸びていると感じます。


中国は解放後、外資を呼び込み、多くの工場をたて

世界の工場と言われ発展してきましたが


人件費の高騰や、外貨準備率が高くなり流動性が高くなり

インフレになり


ここにきて、構造転換をはかり、所得倍増や、付加価値の高い

技術の高い工場を重点に誘致など、また付加価値の低い

工場などは優遇政策など与えず、この時期にいっきに

消費による経済成長をエンジンとして転換を図ろうとしていました。


それらの動向を、スーパーをみながら、感じており

私としてもいい感じで、消費への転換が成長エンジンとなっている

のではと、肌で感じることができます。


まあ省や場所により差はあるでしょうが、東北地方は

その強い消費にささえられているように感じます。


先日の新聞で発表された

2011年の中国全体のGDPについて以下のように発表されました。


GDP成長率-2009年9.2%   2010年10.4%   2011年9.2%


と前年を下回り、09年とは同じですが、その成長速度は失速している。

それは間違いないようですが。。。


その成長率の内訳と貢献度を見てみると


固定資産投資、不動産投資や在庫などである資本形成総額は


資本形成総額-2009年92  2010年54  2011年54


と2009年が如何に、不動産や固定資産へのバブリーなもので

あったがわかりますが、一昨年にはいっきに54までおちております。

昨年もそのまま54のままです。


たしか2009年はリーマンショックのあとで、国の財政出動で

かなりの額の公共事業投資が行われましたが。

輸出-2009年-44  2010年8  2011年-5.8


と世界の工場といわしめした輸出の部分がこのような数値に。。


そして最後の消費について


消費-2009年52  2010年37  2011年52


と、なんとか前年より伸ばしてきている。


成長率としては鈍化してはいるが、それでも

これだけパイの大きな中国市場において


2年前の1%と昨年の1%の実質の大きさは違います。


確実に成長エンジンが消費への構造転換が果たされている

ように私は感じておりますが、まあ中国は広いので

1地区だけでみてもはかれるものではありませんが。。。


それにしても、昨今は、中国の成長は鈍化、

バブル崩壊へ向かうなどいろいろなネガティブな

報道をみておりますが、


一消費者としてスーパーで買い物をしている分には

なかなかそういう実感はつかめません。


まあバブル崩壊にしても、上がったものは下がるので

それなりに起こりうることでしょうが。


とにかく今年1年を占う春節が私としては

好調に感じたので、確保した予算をしっかり使い

今年もがんがん攻めて

市場攻略をねらおうと考えております。。。

(年中盤から欧州債務危機の影響がもっとでてくるかも

しれませんが、ちょっと注意しながら)


ちょっと真面目なお話でした。。



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