先日から、瀋陽に出張に来ており、昨夜も、瀋陽の社員達と
たっぷり飲んだが、2泊3日の出張でも朝のマラソンは欠かさない。
いつもは夕方の17時半頃の、瀋陽-大連行きの4時間半の列車に乗るのだが、
今日は金曜日ということもあり、学生の帰省ラッシュも重なり、夜の
列車は取れず13時の、鄭州-大連の列車に乗った。
大連でも6時間半かかる。
って今、その列車の中にいるのだが。
鄭州-大連か。。ちょっといやな予感。
列車のチケットは寝台のベットの部屋で、
しかも下のベットを予約できていたので、帰りはゆっくり
パソコンで仕事をして、読書もできると。
でも中国の列車は、チケットも予約していても
前の駅から乗っている人が座席を
占領されて、もりあがっていることがある。
よく座席の移動を、頼まれるのだが。。
例によって、テンションの高いおばちゃん。
お兄ちゃんのベット一緒に座っていい?
それか上のベット空いてるよ。。。と。。
おーーーと来た。来た。来た。
見ると下のベットに、50歳~70歳くらいの
ご老人達が、座っている。
この年齢だと、上のベットはきついなと
思い、わかった、俺上にいくから。
その前に下で、さっき吉野家の牛丼を
テイクアウトしたので、下に座って
食べていい?
そう言って、3人のご老人に囲まれて。。
私は吉野家の牛丼を開けながら、
みなさん、どこからきたのと?
そうしたら、新疆ウィグルからだと。
私は、思わずびっくりして、
本当に、すごい遠い所から来たんですねえ?と。
また彼女たちの高齢にも関わらず
中国語がとても標準だったので、また驚いて。
新疆ウィグルって、言葉はとても標準なのですね。とか言って
もりあがっていた。
中国が長い私にとって、外国人である自分より
新疆から来る中国人の方が、より外国人に見える。
それくらい遠いところからだから。
ウィルグルは、夏は暑く、冬は寒い。
ちなみに何度くらいってきくと、今は40度超えるし
冬は-20から30度だとか。
マンションもかなり高いとか。
カルフールのスーパーがいっぱいあるとか。。
いつか、開拓したいと場所だなあととか思ったり。
話が弾んで、誰も私がまさか日本人だとは
思っておらず、話はウィグル話でもりあがってくる。
そして駅員が来て、皆さん身分証明証を出してください
と言われて、そこで初めてみんなが私が外個人である
ことに気づく。
あなた何人?えっと、日本人です。って答えて。
大連に住んでいて、今から大連にかえるところで
彼らも、今からだ大連に旅行に行くところ。
っていうか、1ヶ月の中国旅行で、今日で22日目だとか。
めっちゃパワフルで、疲れを見せてない。ちなみに1人は48歳
のおばちゃん、もう一人はその人の母で72歳だとか。
鄭州から大連まで、20時間以上かかるはずだが。。
なんてタフな人たち。大阪のおばちゃんの比じゃない。
それから、私は、大連はいいところだよ自慢をして、
上のベットに上がって、今これを書いているところ。
おばちゃんが、下のベット譲ってくれてありがとう。。
お金払うわっていうから、
いらないよ。。っと私。。。。
買ってきた葡萄と、ライチを
机にだして、みんなで食べよう。。。と私がいう。。
旅は道連れ世は情け。。。
そんな中国が好きで、、わたしもだんだんと中国人に
なれてきたような。。

