中国で働き初めて、はや5年とちょっと。
その間、いろんな社員が入社したり、辞めたりしていったが
この辞める社員というのはが、辞めるときに、辞める理由が
圧倒的に多いのは、母が病気で看病しないととか、父が危篤で。。というのが多い。
私個人として中国にきて、たった5年で多くの、危篤の父や、母の看病の
話を聞いたが、統計的に言って、そんな多いはずはないのだが。。
とにかくよく聞く話である。
今回ある社員が辞めたのだが、その彼も家族の病気云々で辞めて
言ったのだが、辞めた後に他の同僚から聞いた話では。。
何でも新しく、いい仕事が決まったとか。
港関連の独占の国営企業だそうで。。
ここまでは、別に普通の話なのですが、ここからが中国の面白いところ。
その彼は、その国営企業にコネで入社したそうで
そのコネの謝礼に数十万円を支払ったそうで。。。
中国でよくあるのが、国営企業や公務員など
実力で入れるところではないので、ほとんどはコネ入社。
しかも強力なコネがあれば、そんなお金を支払うことは
ないのですが、
薄い、ゆるいコネだと、多額の謝礼を支払わないといけないらしく。
まあ本人としては、国営会社や、公務員は一生ものの仕事なので
多額のお金を支払う価値はあるでしょうが、
腹立たしいのは、そのお金を受け取る、その会社や、その局の
権力者。。。
お金をもらって、社員や職員を雇い入れていったら、
いったいその組織はどんな会社になるのやら。。
評価とか査定はどのように。。。首になったらその金は帰ってくるのか。
不思議な社会構造となるでしょうけど。。
それでもコネおんりーで入社してくる人に比べて、
自分で身銭をきっているぶん、いくらかまだましなのでしょうか。
お金という給料をもらう会社で、お金を払ってまで入社してくるのであれば
仕事ぶりもいいのかもしれません。
よく聞くのが、警察の下請けみたいな派遣社員というのがいて
彼らは安月給で、交通整理などさせられているそうで、
そんな彼らがどうすれば正社員というか本職員になれるかは
局長などのコネをさがし、多額のお金を払わないといけなのだとか。
私でもお金払ったら、入れるかしら。。。

