遼寧省下部都市葫芦岛-锦州-朝阳-阜新(旦那ken) | のん気夫婦の中国・天津・大連生活ブログ

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瀋陽で新年会の飲み会があって、翌日に917歴史博物館に

行って、その翌日から2泊3日で、遼寧省の下部都市である


葫芦岛(ふーるーだお)市

锦州(じんじょう)市

朝阳(ちゃおやん)市

阜新(ふーしん)市


の4都市を回った。


瀋陽から車で飛ばして2時間半くらいで到着したのが


1番目の葫芦岛(ふーるーだお)市である。人口約300万人の都市


ウィキから↓


葫芦島市遼寧省南西部にある地級市である。


港湾都市として発達し、北京と瀋陽の中間にある交通の要衝で、

とりわけ遼西回廊と呼ばれる中国東北部と華北とを結ぶ戦略的に

重要な地域の拠点都市でもある。


また満州から日本への引揚船の出発地としても有名である。


関東軍と対立し始めた張学良がここに新たな港湾を建設し、

大連を始点とする南満州鉄道に対抗する鉄道網(後の満州国有鉄道)

を敷いたことから経済発展が進んだ。


葫芦島は海浜避暑地としても知られていた


当時の葫芦島には日本の陸軍燃料廠が錦西に石油精製工場を建設するなど、

石油化学・軍事・港湾の拠点としての開発が進んだ。


満州国崩壊後、中国には大勢の日本人居留民が取り残されたが、

その帰還は連合国の協議によって当時の中国政府の責任となった。


日本人難民のうち満州にいた105万人以上は、1946年からの数年間で

この葫芦島の港から引揚船に乗って博多港などへ脱出しており、

今も葫芦島には「日本僑俘遣返之地」の記念碑が建っている


地級都市ということもあり、わざわざ日本企業が市場として

攻めるまでもない、場所ではあるが、


前回の盘锦市や营口市の開拓時に感じた

遼寧省下部都市パワーというのに、潜在力を感じている

私にとって、それなりに期待しての市場調査である。



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今回の4都市の中で、一番市場としての魅力は

低かったのだが。。


実は前評判では一番高く、4都市の中では

知名度が高い。あくまで避暑地、観光地という

ことでであるが。


市場の魅力はあくまで私の肌感覚であるが


中国で市場を図るときに、私が判断する

評価方法は、どれだけ洗練されたスーパーマーケットが

進出しているかである。


洗練されたというのは、外資系スーパーという

意味であるが。


欧米系、日本系、韓国系、台湾系、香港系


欧米系とは、カルフールやテスコ、ウォールマート

であるが、これが進出してきている都市というのは

魅力がある。また発展余地も大きい。


またその店舗の数が、その市場の潜在力を物語る。


そういう意味では、瀋陽市、瀋陽近辺はすごい。


テスコが12店舗、カルフールが10店舗である

上海、北京クラスでそれらのチェーンが力をいれている

のがわかる。


ちなみに、この葫芦島市の場合は外資系はゼロ。


また百大集団百貨店、宏運商夏百貨物店、


宏運百貨店といった、地元系のおそらく国営系が

強い。


こういうところが幅をきかすというのは、ある意味市政府

の大型店舗出店の規制とかもあり、外資系の進出を

鈍らせる。



またそういう都市は、資源とかでお金持ちはいても

商業やサービスのレベルの高いものは根付かない。


お金はあっても文化、文明がないようになる典型となる。


以前天津にいたころ、河北省の唐山市がそのような都市で

あった。しかし昨年くらいから、外資系がこぞって

進出するようになり、カルフール、ウォールマート、テスコ

大潤発など、つぎつぎに案件を決めていっている。


あのような都市であっても、こうなるということは

遅かれ早かれ、市場は開かれていくということを

みにしみて感じた。


葫芦島市に唯一1店舗、私が見込んでいる遼寧省にのみ

展開する、地元のチェーンの、興隆超市が1店舗

あった。


しかもご丁寧に、葫芦島市唯一の大型スーパーマーケット

と大きな垂れ幕が下がっており、


つまるところ、ちゃんとした形態の大型スーパーは1店舗のみ

ということになる。


まだまだスーパーマーケットで買い物をするという習慣が

少ない都市である。


ちなみに日本人にとって、スーパーマーケットで買い物しないん

だったらどこでするのと、思うかもしれないが、


野菜市場や果物市場で買い物するのである。


実は私も、果物や野菜はスーパーで買わずに

大連の家の近くの市場で買う。


なぜなら、市場は安くて、新鮮で、人情があるから。


地級都市になるとまだまだそいう市場が活気づいている。


さて葫芦島市はあまり手応えを感じずに


次の都市,綿州市に向かう。


つづく。。


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