今回の瀋陽出張では、前から訪れたかった場所、
九一八歴史博物館に、ついにいくことができた。
九一八とは、9月18日のこと、
満州事変の事である。中国では九一八事件と言われている。
満州事変は、1931年(昭和 6年)9月18日に中華民国奉天(現瀋陽)郊外の
柳条湖で、関東軍(満洲駐留の大日本帝国陸軍)が
南満州鉄道の線路を爆破した事件(柳条湖事件)に端を発し、
関東軍による満州(現中国東北部)全土の占領。
大日本帝国と中華民国との間の武力紛争(事変)である。
関東軍はわずか5ヶ月の間に満州全土を占領し、
軍事的にはまれに見る成功を収めた。
中国側ではこれを九一八事変
という。
九・一八歴史博物館の住所は、瀋陽市大東区望花南町46号
タクシーで瀋陽駅周辺からだと20元くらいでいける。
918博物館(じぃう い-ぱ-. ぼーうーぐわん)と言えば通じる。
満州事変の発端となった柳条湖事件
中国側からみた「九一八事変」(満州事変)以降の「侵略」と「抗日戦争」の歴史が、
ジオラマ等を多用した展示により描かれている
この中国の東北地方で日本人として仕事をする人にとっては
必ず訪れるべき場所であると、私自身は思っている。
今回の九一八訪問について、私自身が感じたことを
つづってみたい。
これらの歴史問題については、私は詳しくもないので
この問題に触れてみるのは如何なものかと、思うがあえて。。
私は、前日の瀋陽の社員たちの、酒盛りで
浴びるようにお酒飲んだ翌日
二日酔いの中、一人でこの場所に向かった。
この日は-10度の寒さであった。
↑この歴史博物館は、旧館と新館があるそうだが
既に今は旧館は閉館されているとのこと。
↑-10度くらいのまだ比較的温かいほうでは
あったこの日の瀋陽市であるが、
この寒さと石碑の寒々さが、日本人としての
私の心に重くのしかかるようである。
↑九一八歴史博物館~江沢民と書かれている
↑これも、九一八を忘れるな、江沢民と書かれている。
↑満州事変を暗喩した暗雲の彫刻。ここが
入り口である。
さてここから中に入っていく。
人はまばらで、閉館は16時、私が入ったのは15時過ぎ
であった。
つづく。。

