大連に引越ししてきて、3日目。
20時頃、『う~う~う~』という音が鳴り響く。
シッターのしゃおじえに、何の音?火事?ってきくと
決まりが悪そうに、今日は九一八事変があった日。
一瞬、九一八事変!??って思ったが
日本でいうところの、満州事変のこと。
以下ウェキペディアより
満州事変とは、 1931年(昭和6年)9月18日に
中華民国奉天(現瀋陽)郊外の柳条湖で、
関東軍(満洲駐留の大日本帝国陸軍)が
南満州鉄道の線路を爆破した事件(柳条湖事件)に端を発し、
関東軍による満州(現中国東北部)全土の占領を経て、
1933年(昭和8年)5月31日の塘沽協定成立に至る、
日本と中華民国との間の武力紛争(事変)。
関東軍はわずか5ヶ月の間に満州全土を占領し、
軍事的にはまれに見る成功を収めた。
中国側の呼称は九一八事変
この軍事衝突を境に、中国東北部を占領する
関東軍と現地の抗日運動との衝突が徐々に激化した。
満洲国の建国により中国市場に関心を持つアメリカら
他の列強との対立も深刻化した。いわゆる、
十五年戦争(中国での名称は、十四年抗日戦争)の発端は
満州事変を基点としている。
しゃおじえに、天津では、こんな風にサイレンを
ならしたり、活動のようなものはあった?
って聞いたら、『なかったと!』
しゃおじえも、今日の昼のタクシーのラジオで
そのことを知ったらしい。
同じ中国でも、場所が変わると、こうも受け止め方が
違ってくる。
柳条湖があった、瀋陽ではもっと受け止め方も違うとのこと。
この事実は、中国ですんでいる自分たちにとっては
しっかりと受け止めないといけないこと。
東北に来たという、感じがする、大連3日目の夜である。