さて昨日からの続きで、
まずその桃太郎理論とは何か。。。
誰の理論かは知りませんが、私は
神田昌則さんの著書から、読んで以前から知っておりました。
この理論は、私が今の会社の立ち上げの時に大いに
やくにたちました。
さてその桃太郎理論とは。。
起業したり新たなプロジェクトを立ち上げる時、メンバーの性格を
見極めることが重要であり、人の性格・行動を4つに分類すると、
おとぎ話の桃太郎に置き換えることができ、これを「桃太郎理論」
という。
リーダーとして5年後どのような会社にするかといった
長期ビジョンを立てて旗を振り、チームを引っ張っていきます。
桃太郎は長期ビジョンを語りますが、
それだけでは夢物語になってしまいます。
具体的な行動、日常業務でやるべきリストを作成し、
着々と事業を前にすすめていくのが、この犬で、
桃太郎の右腕となります。
桃太郎と犬が動かしていくビジネスで数字を管理し、
組織のルールをつくり、現在のビジネスをシステム化し、
誰がやっても回っていくように作りこみます。
違う猿とは反発し合います。
猿は日々の売上確保ために細かく管理し、ルールを設け、
規則どおりに事を運びたいので衝突がおきてしまいます。
そこで最後に「長期的な視点で効率をあげる」まとめ役のキジ。
合理主義のなかでは軽視されていますが、
実は組織にとって重要である、
統治者といわれる存在です。
創業期は「桃太郎」初期の成長は「桃太郎と犬」後期の成長は
「犬と猿」成熟期は「猿とキジ」といったように役割分担を
それぞれが意識していれば円滑な組織運営
ができると考えられています。
↑↑以上がこの理論の概要ですが。。。
これを自社に当てはめると、大変興味深い一致が
多々あります。
おそらく、立ち上げからうまくいく組織等のは
これらの役割が、大変うまくまわされている
と感じます。
また会社が大きくなると、部門ごとの人数も
増えて、部門ごとにうまくいっているところと
うまくいっていないところも
一言でいえば、桃太郎理論のような
各自の役割がうまく分担されていないと
いえます。
うまくいっていない典型の部門は
おそらく、一人の科長が、一人で4役を
こなしていることが多い。
本人いわくは、部下にその能力とやる気が
ないとか、自分ひとりでできるとか
言いますが、この理論を話したら
目からうろこで、すごく腹におちたのこと。。
さて、この理論をどのように、自社に落とし込んで
最終的に私がみんなに、伝えたかった
メッセージとは何か。。。
つづく。。

