昨日久しぶりに、シッターのしゃおじえと話をした。
なんでも、最近ここでの仕事が終わったら、家に帰り
夜の7時から9時まで、近所の自治会の集まりで
ダンスの練習に参加しているそうで。。
その数なんと、300人くらい。
高速道路の下で練習しているそうで。。
確かに私も、自転車での帰宅途中にたくさんの場所で
ご老人達が、おどったり、囲碁をしたりするのを
50メートルに1回はみかける。
今さっきも、早朝マラソンで海河の周りを走りながら。。
朝の5時から、つりをするひと、河に向かって発声練習のようなものを
するひと。羽根突き(バトミントン)、羽をけり、太極拳、河泳ぎ、
そしてジョギングする人、ウォーキングする人。
日本でもみかけるけど、中国ではその数や半端ではない。
みんなすごく充実している、そういうイメージを感じる。
いつも走りながら、いろんなことを考えるのだが。
みんなこのように、外での活動を充実して過ごしているのは
やはり近所づきあいとうか、人のつながりが強いのだと
感じる。
先程の、シッターのしゃおじえの、自治会の集まりで300人が
さらっと集まって踊る。。
その人と人とのつながり力は、すさまじいと日本から来た私は
思う。。
日本が人間関係が希薄な社会になって久しいと言われるが
やはり核家族化してきことが、大きく影響していく。
GDPの発達とともに、核家族化が進み、家族関係、親族関係
人間関係が希薄になっていく。。
そうなるのならば、今の中国はまさに古き良き時代の真っ最中。
もちろん上海や北京、広州の一部では、都会化が進み
そのような核家族化現象もおきているはず。
でもここ天津では、まだまだ古き中国がたくさんみられる。
なら今が、その古き良き時代なのならば
どこにこれから向かっていくのか。。。
もちろん中国全体でみれば、まだまだ内陸や農村では苦しい生活を
強いられている人たちはたくさんいる。
東部の沿岸部の都市部の人たちは、生活レベルはまるでちがうが。。
内陸や農村の生活レベルがあがっていくように、国が努力して
天津の今の生活がそのまま横滑りでいい具合につづけばいいが
また天津も天津であがりつづけていき、
気がついたら、今の日本のような人間関係の希薄な社会に
なっているかもしれない。。
向かうべき方向の社会には、いろんな矛盾が内包されており
どうすべきかは、わからない。
良き社会、より良き社会を目指して
進むべき方向性。。
ふと今朝のマラソンでそんなことを思いました。
さあ、今朝の体重は67.4キロとダイエットも順調。。
私は、これからどこへ向かうか。
今日は朝から、河北省の唐山へ出張。。
またあの街の変化も楽しみだ。。

