最近マイミクシーの方のブログで、私が大学を卒業して
はじめて勤務したコンビニが閉鎖されているという
ブログを見た。
そのマイミクシーの方は、私が新入社員として
最初に配属されたその店のベテランのアルバイトの女性の
方で、コンビニの仕事を、ゼロから教わった。
そのときの彼女の仕事の仕方、取組み、考え方について
今でも思い出しても尊敬の念をいだきます。
私は99年に、日本の大学を卒業して大手コンビニに就職。
最初の配属先は、とある駅前ちかくの店舗。
同期3名で、配属されてそこで1年ほど店舗勤務に従事した。
同期3名のなかで、私が一番の落ちこぼれで、そのときの店長に
よくおこられたというか、よくいじめられた。
いやはや、懐かしい10年以上前の出来事。
学生あがりの自分が、社会人として働くことの意味をその店舗で
教わった。
ある意味、あそこが私の原点なのか。
店舗勤務から3ヶ月間は、私の仕事のメインは、店舗の
清掃、トイレ掃除など、クリンネスであった。
他の同期2名は、もう既に発注や、売場作りをはじめている
なかで、どんくさい私は、ずっと掃除ばかりをしておりました。
あの新入社員の時の経験が、今どのように役にたつか。。
今の会社で、多くの新入社員が入社してくる。
要領のいいやつ、どんくさいやつ、いろいろといるが、
私は、どんくさいやつの気持ちがよくわかる。
自分もどんくさかったので。。
だから、そういう人をどう導いていけばいいかはよくわかる。
そこに日本人も中国人も関係ない。
また今は、食品メーカーとして、多くの小売店舗と接する機会
があるなかで、売場作り、そこで働くスタッフ、サービス、クオリティー
などなど、あの時の店舗勤務時代の現場感覚が
役に立つ。
メーカーとして、店舗に売場や販促提案をするときに
大事なのは、魅力的な提案もそうだけど、
相手側がどんな、心理状態であるか。。
正直小売の現場は、忙しい、365日まわりつづけている
そこに持ち込む販促提案は、やはり現場の、細かい手配や計画
心情を理解しないといけない。
バイヤーとどれだけ話し合い、意気投合しても、結局行うのは
現場。現場のスタッフとの関係作りがなければ、おこなっても
その効果は半減する。。
ながなが書いてしまたったが。。
そのマイミクより知らせた、私の社会人になってはじめての
場所であった、店舗の閉鎖。。。
思い出した11年前の出来事。。
そして今思うこと。。
国を変えて、仕事をしても変わらないものをもちつづけること
その店の閉鎖が、そんなことを思い起こさせてくれました。。