先週の土曜日に、仕事で車で北京に行った際、いつもは
高速道路で往復するのですが、なぜかドライバーが
北京から、下道を通って、天津の北西に位置する武清区を
通過して帰ってまいりました。
私は、仕事柄、食品を販売しているので、天津のあらゆる地区の
スーパーには足を運んでおります。
武清区に来たのは1年半くらい前で、市場としても小さくて
あまり重要視しておらず、足が遠のいておりました。
天津に来て、4年!!自社の商品の売上上昇度合いをみながら
その地区、その地区の発展が、みてとれます。
今回武清区を通過するときに見た光景に驚きました。
農村ばかりで、少しの開発区だけだった街が、大開発されて
たくさんのショッピングモールができており、まだプレオープン程度ですが
その成長の力強さが伺えました。
よく考えれば、2008年に開通した、北京天津間の高速鉄道30分間の
間に、列車によっては、間で武清区の駅に停車するのです。
高速鉄道が開通する、列車が停車する、人が降りる、血が通う。。
まさに今までの鉄道が毛細血管だったのが、高速鉄道の開通で
大動脈となり、血が通い、お金が通い、
その情景を目の当たりにしたわたしは、驚きました。
さっそく車の中で、もっていたパソコンのデータを開き、ここ1,2年の
武清区の売上データを調べてみたら。。。ビンゴ。。
まだまだパイは小さいですが、
地区毎の売上シェアの伸張率では、塘沽区を超える勢いでした。
(もちろんパイは小さいので、比べるに値はしませんが)
そういえば、先月カルフールのバイヤーに会ったときに
新店を出す計画がありますか?って聞いたら
武清区にだす!!って言っていたので、
なんで、そんなところにだすんだって思っておりましたが
よくよくみてみたら、なるほど、さすがスーパー勢は
地区地区の発展度の調査はメーカーより早く、正確だ。。
正直現在、天津市内地区へのハイパーマートの出店は
鈍っており、
各スーパー共、今年以降の新店計画は、河北省であったり
郊外地区になっており、
天津も今後郊外の開発発展が本格的になるんだなって
こともうかがわせます。
今月の日系雑誌にTEDAへのイオンモールの出店の記事が
でておりましたが、
なんとイオンは、外環線への出店を検討しているという
今までの天津の常識を覆す、出店戦略です。。
この天津の成長を、わくわくする私。。。
そうえいば、翔君も昨日、一人でトイレで大便をはじめてみました。
翔君も天津も、私が見守りたい大事な、思い入れあるものです。。

