この前ブログで書いた、日本コカコーラの会長の本を読んで
以降、なんだか無性にもっと市場を勉強して、中国天津で他の会社のやり方
市場の攻め方を、知りたいと思い、
↓そのときのブログ
http://ameblo.jp/ajian-aiai/entry-10491915564.html
最近は、ある行動にでました。
天津食品学会の理事をしている兼ね合いで
学会に頼んで、いろんな食品会社を紹介して訪問させて下さい
と頼んだら、可愛がってもらっている食品学会の人が
たくさんと紹介してくれました。
その紹介の一つで、さっそく行って参りました
中国を代表する食品メーカーの康師傅(かんしーふ)の工場へ
康師傅(かんしーふ)とは、頂新国際集団の中の一つの
食品会社で、本部は天津の「泰達-TEDA」と呼ばれる
天津経済技術開発区の中にあります。
中国における最大の台湾企業であり、
同時に台湾の主要な食品会社である。
インスタントラーメン、飲料、菓子類などを作っております。
中国はインスタントラーメンの世界需要のうち約半分を消費する国と言われていますが
その中国で、康師傅は金額ベースでインスタントラーメン市場シェア約5割を占めている
そうです。ということは、世界の半分の5割だから、世界の4分の1を制しているという
ことでしょうか。半端じゃない規模です。
また、飲料部門もシェアが高く、企業別ではコカ・コーラに次いで2位につけているそうです。
この会社の強さの秘訣は、「台湾と日本のハイブリットであること」だと
創業者である魏応州は言っているそうです。
アサヒビールを初めとする日本企業との提携により、中国人の好みを熟知し、
コミュニケーションを取ることが容易な台湾の良さと、
生産・品質管理に長けた日本の良さをうまく融合させることにより
成長力を生み出しています。
中国では天津を出発とし、1991年に会社設立し、たった20年足らずで
中国全土に30工場を建設。。
↑インスタントラーメン、飲料、菓子類などの工場は
中国中にあります。
インスタントラーメンなど、ダントツで市場を形成しており
営業力、品質、マーケティングともに群を抜いております。
1999年のアジア経済危機のときに、資金がショートし
そのときに、日本のサンヨー食品と提携!!
サンヨー食品っていえば、私が世界で一番好きなラーメン
サッポロ一番塩ラーメンを作っている会社!!
日清食品と組んでいるとばかり思っていたので
サンヨー食品だったとは、意外でした。
今回訪問した工場は、2008年にできたばかりの新工場。。。
開発区の13大街にあるのですが、以前は5大街にあって
そこを飲料の工場にして、こちらに移転拡大してきたそうです。
つづく。。
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