ちょっと最近立て続きに、セブンイレブンネタですが、
今後のセブンイレブンが天津でどのように展開していくのか、
ニュースリリースによると
なんと3~5年以内に、7000万元(10億5000万円)を投資して
200店舗体制を固めるそうです。
現在天津での小スーパー、コンビニのシェア状況は
●1位津工超市(ミニスーパー)341店舗
●2位華潤万家(ミニスーパー)197家
●3位大方便利店(コンビニ)69店舗
●4位物美(ミニスーパー)41店舗
●5位大愛春風(コンビニ)19店舗
●6位大鹏超市(ミニスーパー)17店舗
●7位佳順(ミニスーパー)6店舗
●8位小家楽福(ミニスーパー)8店舗
●9位順衆便利店(コンビニ)7店舗
上記のような順位になっております。
正直天津の小規模スーパーのレベルは
中国全土を見渡してみてもかなりレベルが低い。
レベルというのは、QSC!
クオリティー、サービス、クリンネス!!
上位スーパー、コンビ二でもただ店舗を増やしてるだけ
のような気がしてならない。
それでも、全スーパーは好調に売れております。
これが、高度経済成長時代のすごいところ。
あのレベルでもしっかりお客様は来る。
そこに、セブンイレブンがやってくるというのは
宇宙船がやってくるようなもの。
最先端の売場を科学するこのチェーンが
どのようにこの市場にインパクトを与えるのかが
楽しみです。
ちなみに、さきほどのスーパーについては
規模が大きい程、売上が大きい程
時代の変化に対応できずにつぶれていくと
確信できます。
その部分ではまだ下位の方の、店舗数の
少ないチェーンの方は、セブンをみながら
見よう見真似で少しはレベルをあげることが
できるかもしれません。
現在セブンイレブンは北京では83店舗を展開。
当初の予定では300店舗であったが、テナントの家賃の
高さが以上で苦戦しているようですが、
一店舗あたりの売上については、世界のセブンと比べて
物価水準など考慮にいれると、世界一の店舗売上を
ほこるそうです。
そのレベルは日本の4倍に相当するそうで、恐ろしい水準です。
現在上海でも4店舗出店しているそうですが、こちらは
台湾セブンイレブンが管轄しているそうです。
天津で200店舗のセブンイレブン開店すれば
天津人のライフスタイルが変わる、
といっても過言ではないでしょう。