いままでの開拓する都市とは違い、
明らかに他都市に比べて消費力は劣り、
また日系人、台湾人、韓国人が少なく、
商品の知名度がゼロの市場で、
広告予算も無い中で
どのように開拓するか!!
その開拓ノウハウを作るというのが私の中での目標。
この開拓チームによる、活動が成功すればおそらく
これからどんな中国の都市でも開拓できるし、また
これから開拓する市場はすべて今よりも劣る市場
ボリュームであることは間違いない。
そういう意味でも、売上貢献度は低いが
私も力がはいる。
今の天津支店は、ほぼ私抜きでも回るようになって
きたので、私が今飛び回ることができる。
さてさて今回の出張の目的は2つ。
1つは、ある支店から唐山市場
を見に来る方がいるので、そのアテンド。
唐山市が低い売上レベルでも少しずつ販促活動の
効果が上がっているのでどのような体制で
開拓にあたっているのか見に来るというもの。
あともう一つは、とある広告媒体の具体的交渉に
入るために、直接交渉するためにというのが目的。
唐山の原宿通り(私が勝手に呼んでいるのだが)
というファッションストリートの半分を
屋外広告で埋めるというもの。
成功すれば一つのうち専用の
広告ストリートが出来上がる。
まだまだ交渉においては、問題は山積みだが。
唐山市の大きな問題として、避けることが出来ないのは、
発票(領収書のこと)が発行されないということ。
北のちょっと遅れた街に行けば往く程多いのであるが。
発票が発行されないとうことは、すなわちそれ脱税行為
である。また基本的にこのような外資や私営企業が
少ない街は多くが国営である。
国営の会社が発票を発行しないというのは、
公務員ぐるみで脱税というか、
そのまま費用をふところに入れるということである。
これは本当に手ごわい。
しかもそれが当たり前の日常にあって、
まともな外資系企業、市場開拓にあたり
いろいろな経済活動を行うにあって、
発票がでないという事態はたまらない。。
前に進めないのであるから。。。
つづく。。。